魔女の宅急便の登場人物のキャスト・声優
続いて『魔女の宅急便』の登場人物のキャストや声優について紹介します。まずは､主人公のキキとその家族について観ていきましょう!
キャスト・声優①キキ【高山みなみ】
主人公のキキは､好奇心旺盛でおてんばな13歳の魔女です。大きな港街であるコリコで魔女の修行をすることになり､ほうきで飛ぶことしか魔法を覚えなかったキキは宅急便の仕事を始めます。
住処はグーチョキパンのおそのさんに出会ったことで店番をする代わりに､家賃と朝食付きで空部屋が借りれることになりました。また､コリコで出会うトンボを最初は疎ましく思っていますが､物語の中盤からは心を許し､トンボと接している女の子にやきもちを焼くほど夢中になっています。
キキの声優を務めているのは､『名探偵コナン』の江戸川コナンや『忍たま乱太郎』の猪名寺 乱太郎の声を担当している大ベテラン声優の高山みなみさんです。
『魔女の宅急便』ではキキと､ウルスラの声を一人二役でこなしました。年齢も性格も違う二役を見事に演じていることから､同じ人が声優だと知らない方は多いでしょう。
キャスト・声優②コキリ【信沢三恵子】
コキリは､キキの母親で魔法で薬を調合して働く魔女で､作中ではたくさんの草花に覆われたお店で､お年寄りにリューマチに効く薬を処方しています。母親としても魔女としてもほうきで飛ぶことだけしか覚えなかったキキを心配しており､危機のが旅立つ晩にお手製のほうきを渡し､無事を祈っていました。
コキリの声優を務めているのは､女優で声優の信沢三恵子さんです。コキリの他にも『未来少年コナン』のラナや『サマーウォーズ』に登場する通称まりこおばさんの陣内 万理子などを演じています。
キャスト・声優③オキノ【三浦浩一】
オキノはキキの父親で､魔法が使えない普通の人間です。原作では魔女や妖精の研究する学者であるとされており､作中冒頭で､キキが効いているラジオはオキノの物で､旅立ちの日に取られてしまいました。
旅立ちの日､オキノはキャンプへ行くために車に荷積をしていますが､オキノのラジオで今晩は満月で天気が良いいことを知るキキにいきなり旅立つ宣言をされ､キャンプ道具をひっくり返して驚く､ちょっぴりドジな一面も見せています。
また､オキノは娘をとても大切にする父親で､『魔女の宅急便』の感動シーンのひとつに､オキノがキキの部屋を訪れ抱っこするシーンを思い浮かべる方も多いでしょう。
オキノの声優を担当しているのは､ミュージカル劇団に所属していた俳優の三浦浩一さんです。ちなみに三浦浩一さんの息子は数々のドラマに出演している三浦 涼介さんと､元俳優の三浦孝太 さんで､芸能一家となっています。
キャスト・声優④ジジ【佐久間レイ】
ジジは､話す黒猫でキキの良き相棒です。ジジは作中の後半までキキと言葉を交わしており､少し生意気な性格をしています。近所のリリーと言う白猫に出会い恋に落ちてから､キキの魔法の力の低迷も加わり､言葉を話せなくなり普通の猫になりました。
ジジが言葉を話せなくなった理由は公式では公言されていませんが､ファンの間ではキキがトンボに恋をしたから､キキ自身が成長したことが影響しているなど様々な憶測が飛び交っています。
ところが､過去に宮崎駿監督がジジが話せなくなったことについて､ジジの変化ではなくキキ自身の変化が影響していると答えているので､ジジの言葉はキキの空想で､幼いこどもがぬいぐるみと会話することに似ている現象だったのかもしれません。
ジジの声優は『アンパンマン』のバタコさんや『らんま1/2』のシャンプー役を務めている佐久間レイさんが担当しています。
