その1位がギャロップで、2位がガクテンソク(当時・学天即)だった。ファンではなく、舞台裏の顔も知る芸人同士のアンケートだっただけに、ガクテンソク・よじょうも「あれ、リアルなアンケートでしたもんね」と振り返る。

 そこから、2組は実際に自分たちの解散危機について語り出した。

 ガクテンソク・奥田修二は「2011年」と、その時期を明確に断言する。

 中学の同級生だったコンビは05年にアマチュアとして『M-1グランプリ』(テレビ朝日系)で準決勝に進出。07年にオーディションを通過して吉本の所属となったが、10年をもって『M-1』がいったん終了。時を同じくして憧れの劇場だった「baseよしもと」も閉館し、モチベーションを失ったという。

「お互い、相手に解散しようって言わそうとしている動き」(奥田)

 たとえ解散することになっても“被害者”ぶりたいという思いから解散を言い出さなかった2人だったが、ある日、奥田が決意を固めてよじょうを呼び出すと、よじょうのほうから解散を切り出したのだという。