熱海といえば、昭和の新婚旅行のメッカとして知られ、

街中が浴衣姿の観光客であふれている写真やニュースも目にしたことがあります。

しかし、平成に入ると観光客は激減していき、

一時期、熱海市の自治体は破綻の危機に陥ったこともあるらしい。

令和に入ると、自治体はじめ熱海市民の努力の甲斐もあり、そこに昭和レトロブームも重なり、20代、30代から「エモい」と人気が再燃しているのだとか。

と、ホテルの部屋の窓から熱海の海を眺めながら綴っています。

いつもであれば部屋に入ったら、まず、ワイヤレスを繋ぎ、音楽をかけながら、景色を眺めのですが、今回はなし。

海辺のホテルに宿泊することはありますが、ここまで波の音が大きく聴こえるホテルに記憶はありません。

このホテルは17階の崖の最上部がロビーで、そこから下に客室が海にせり出すような形、

つまり、海の上に建っているホテルなのです。

70年代、建設する際、なかなか建築許可が下りなかったという話も素人ながら納得するし、今だったら許可が下りないのではないでしょうか。

海に埋め込まれた建物の柱に波が当たる音が大きく、BGMとして心地いい。

結局、一度も音楽をかけていません。<text:イシコ>

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