Skateboard Republicとエコノロジーブレインはこれまで、日々捨てられている身近な素材を使い、コンパクトで持ち運びが容易なクルーザースケートボードの製造販売を通じ、ストリートカルチャーの発展や地域社会・地球環境への貢献ができないか検討してきた。

今回、7月1日(月)よりサステイナブルスケートボードLoopDeckを予約販売開始する。

走行テストや車輪のバランス調整を行い、素材強度に問題がある場合、アウトドアテーブルや看板作成も可能。LoopDeckは一台一台手作りなので、オリジナルの唯一無二のスケートボードになる。

素材を有効活用して作るスケートボード「LoopDeck」

セルロースマイクロファイバー(QUON)

LoopDeckは、各地で特色がある本来捨てられていた端材をバリューアップサイクルして、実際に乗れるスケートボードやアウトドアテーブルにLoop(循環再利用)させる、フルオーダーメイドのアート作品のようなサステナブルスケートボード。


コンパクトで自由に持ち運びができるサイズ(57cm×21cm、約1.2~1.5kg)で、捨てられているものや、もったいない各地域の産品をカタチにする。

素材はさらに同社で再生利用することが可能。材料は100%リサイクル素材や100%植物由来のものを使って、環境に配慮している。

素材には千葉県の落花生殻や広島県の竹炭などを活用


個人や企業の持ち込み端材(ホイール・トラックも持ち込み可)を使って1台からでも製造OK。今後は成形事例見本として、試作事例をプレスリリースや展示会で公開していく。

炭素繊維(TAFNEX)

千葉県の落花生殻(QUON)やリサイクル炭素繊維(TAFNEX)、セルロースマイクロファイバー(QUON)は既に製造済。埼玉県の籾殻、廃棄衣類、竹粉、広島県の竹炭(バイオ炭)などは7月以降に順次公開予定だ。新製品については、随時Instagramで公開していく。

同社はスケートボードを通じて地域ビジネス創成、地域の活性化につなげるとともにプロスケートボーダー、スケートボード関連メーカー、ファッション関係企業とのコラボも推進していく。

落花生殻XQUON

LoopDeckは、人が持っていないカッコいい唯一無二のスケートボードをつくりたい人や、自分が使いたい素材でスケートボードやテーブルを作りたい人、廃棄されているものが素晴らしい製品にかわるのを見せたい人などにおすすめ。

また、9月18日(水)~20日(金)に先端材料技術展(於東京ビックサイト)エコノロジーブレインブース、10月24日(木)~25日(金)にふじのくにセルロース循環経済国際展示会(於富士山メッセ)エコノロジーブレインブースで実物が公開される。