◆“稼ぐ”という目的にならないように気をつけている

 東京進出が成功し、多くのお客様が「顔ジム」を求めてサロンを訪れるようになり、現在は従業員10人を抱え、3つの会社を経営し、年商3億円の那賀さん。事業が大きくなる中で、ビジネスにおいて大切にしている考え方があります。

「世の中には稼いでいる方がたくさんいますが、私はビジネスで“稼ぐ”という目的にならないよう気を付けています。もちろん私は経営者なので、従業員の満足も考えなければなりませんが、第一は綺麗になる方法を多くの人に伝えていくことが使命だと考えています。

だから、何事もビジネスというよりも、『顔ジム』についての自分の思いやストーリーをたくさんの人に知ってもらう、ということを軸に考えます。

一時期、大きく広げようと考えたこともありましたが、やはり一気に広げると自分の思いが一切入らなくなる。私は自分の目で見てちゃんと作ったものを伝えていきたいので、それは違うなと感じたんです」(那賀さん)