使い終えたランドセルのリメイクサービスを行うAskalカバン工房は、「通園バッグリメイク3点セット」を、6月5日(水)より自社ECサイトにて販売開始した。
ランドセルリメイクで話題の企業
ランドセルリメイクの製作動画がSNSで話題となっている、Askalカバン工房。
全国の百貨店約50店舗でランドセルリメイクが開催されており、その取扱いは2024年実績においてNo.1だという。また、2017年3月のサービス開始より、自社ECサイトでの販売を含めて累計10万個以上のランドセルをリメイクしている。
このような実績が評価され、2月には、愛知県内の優れたモノづくり企業「愛知ブランド企業」に皮革業界で初めて認定された。
通園バッグのリメイク需要に応えるサービス
Askalカバン工房では、かねてより「ランドセル以外に、幼稚園・保育園のカバンをリメイクできないか」という問い合わせが多かったそうだ。
「卒園記念品として依頼したい」との要望を受けたことから、通園バッグのリメイク需要が大きいと感じ、社内の有志で開発をスタート。
幼稚園・保育園バッグはランドセルと比べてサイズが小さいため、リメイク完成品の点数は限られる。しかし、小さなキーホルダー類ばかりリメイクして商品点数を確保するのではなく、実用性のあるアイテムにアップサイクルすることに重きを置いた。
何度もサンプルを製作し、幼稚園・保育園認定の丈夫な通園バッグならリメイク可能と判断。今回のサービス販売に至ったという。
商品開発担当者は、「将来的にはあらゆる素材に対応できるよう、社内環境を整え、職人のさらなる技術向上を図っていきたい」としている。
3点セットの詳細
新発売の「通園バッグリメイク3点セット」は、通園バッグをメインアイテムとコインケース、チャームに変えて残すことができるサービスだ。
メインアイテムは、フォトフレーム・パスケース・キーケースよりいずれか1点を選べる。
フォトフレームは、園バッグの面影を残したデザインにリメイク。透明フィルムの中に園生活での思い出の写真を入れられるので、自宅で飾るのはもちろん、離れて暮らす家族への贈り物にも適している。
また、シンプルなデザインにリメイクしたパスケースなら、通学・通勤の定期入れに使える。
キーケースは中の金具が4連のシルバーフックとなっていて、スナップボタンでしっかり留められる仕様だ。
このほか、通園バックはコインケースにもリメイクされる。
子どもの手に収まるサイズ感で、コインの出し入れがしやすいようこだわったという。Dカン金具付きなので、手持ちのショルダーストラップにつければ外出時にも落としづらく、安心だ。
さらに、チャームへのリメイクでは、ハート型と星型の2種類より選ぶことが可能。自転車の鍵やレッスンバッグにつけて、園バッグを身近に感じられるようになっている。