@gracieabrams / Instagram@gracieabrams / Instagram

テイラー・スウィフトグレイシー・エイブラムスのデュエット曲の制作中、テイラーのアパートで小火(ぼや)騒ぎが起きた。

6月21日(金)、グレイシー・エイブラムスのニュー・アルバム「The Secret of Us」(ザ・シークレット・オブ・アス)がリリースされた。このアルバムにはテイラー・スウィフトとのデュエット曲である「us.」(アス)も収録されているのだが、この楽曲の制作中、テイラーのニューヨークのアパートで深夜の小火騒ぎが起きていたようだ。グレイシーはこの時の様子を撮影しており、Instagramに動画を投稿した。(火事の動画は2スライド目)

グレイシーによれば、当初物音が聞こえた際、テイラーは猫が動いた音だろうと言っていたそうだ。しかしその際にキャンドルが倒れていたと思われ、ふたりがキッチンに行った時にはカウンターで炎が上がっていたという。テイラーが慌てて消化器を取りに行く間、グレイシーはこの記録的な瞬間を逃さずカメラを回し始めた。

約半年前のこの事件を振り返り、グレイシーは「彼女(テイラー)はさすがレジェンドだよ。深夜にこんな事態が起きても、何をすべきかをしっかりわかっていた」とビルボード誌に語っている。事件後は「消火器の煙のせいで、私たちは何週間もひどい咳に悩まされた」そうだが、テイラーの消化活動によって大火事にはならずに事態は収束した。

とはいえテイラーも炎を前に焦りは見せていたようで、動画では「待って、これどうすればいいの?ナイフでこれ(消火器)を切ればいいのかな?私たち死ぬかも」と慌てていた。「いや死ぬことはないよ」となだめるグレイシーだが、テイラーは「死んじゃうかも」と繰り返していた。

「水は使わない方がいいね」と冷静に観察するグレイシーは、消化器がすぐ使えず焦るテイラーに「ただ押せばいいんだよ」と楽しそうにテイラーの様子を見ている。テイラーはなかなか噴射されない消化器に向かって「ビッチ!」と叫びながらもなんとか消化器が動き、火を消すことに成功。消化器の煙が部屋を満たす中、テイラーは「バッグも靴も、部屋もダメになった…」とぼやいていた。

Instagramのコメントでは、「テイラーが『ビッチ!』って言ってる!彼女も私たちと同じひとりの女の子ね」とのコメントも。焦った際の大スターの挙動に親近感を覚えるファンもいたようだ。

テイラー・スウィフトとのデュエット曲も収録されたグレイシー・エイブラムスのアルバム「The Secret of Us」は6月21日(金)より販売・配信中。

リリース情報

ニュー・アルバム『The Secret of Us』
2024年6月21日(金)デジタル/輸入盤CD発売
『The Secret of Us』【輸入盤】【1CD】2,500円(税込)
『The Secret of Us』【輸入盤】【1LP】4,715円(税込)

<収録曲>
1. Felt Good About You
2. Risk
3. Blowing Smoke
4. I Love You, I’m Sorry
5. us. (feat. Taylor Swift)
6. Let It Happen
7. Tough Love
8. I Knew It, I Know You
9. Gave You I Gave You I
10. Normal Thing
11. Good Luck Charlie
12. Free Now
13. Close To You

グレイシー・エイブラムス バイオグラフィー

2019年のデビュー以来、グレイシー・エイブラムスは同世代で最も魅力的なシンガー・ソングライターのひとりとして頭角を現す。テイラー・スウィフト、ロード、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴといった気心の知れたアーティストたちから賞賛を浴び、直近では第66回グラミー賞の最優秀新人賞にノミネートされた。

グレイシーは8歳で初めて作曲し、感情移入しやすい歌詞とDIY的な感性で熱狂的なファンを獲得していった。彼女の知名度が上がるにつれ、『Vogue UK』誌が選ぶ7人のブレイクする女性ミュージシャンのひとりに選ばれた。2020年夏、デビュー・プロジェクト『minor』を発表した彼女は、『NME』誌などから、”繊細なメロディーに包まれた痛々しいほど正直な失恋物語は、ありふれたシンガー・ソングライターよりもずっと興味をそそる “と絶賛された。ブレイク・スラットキンがエグゼクティブ・プロデューサーを務め、ジョエル・リトルやベニー・ブランコといった一流のプロデューサーも参加した7曲入りのこの作品には、彼女の愛唱歌である 「21」、「I miss you, I’m sorry」、「Long Sleeves」が収録されている。

2021年11月、彼女は『This Is What It Feels Like』をリリースした。2022年、オリヴィア・ロドリゴのツアーにサポートとして参加し、「Block me out」と 「Difficult」の2曲もリリースした。2023年、彼女は2月24日に待望のデビュー・アルバム『Good Riddance』をリリースし、それに続く北米ヘッドライン・ツアーは1時間足らずで完売した。

2024年にはテイラー・スウィフトの大ヒット「THE ERAS TOUR」の一部日程でオープニングアクトを務めた。彼女はインスタグラムとメーリングリストの両方でアルバムを発表し、発表の投稿はわずか1時間で30万近い「いいね!」を獲得している。