ワニブックスから、麒麟・田村裕さんの幼少期からコンビ結成までの日々を綴った自叙伝『ホームレス中学生」の新装版『新装版 ホームレス中学生』が、7月19日(金)に発売される。

17年ぶりの新作エピソードを特別収録

『ホームレス中学生』は、中学生時代の田村少年が、ある日突然住む家を無くし、近所の公園に一人住むようになる超リアルストーリー。ダンボールで飢えを凌ぎ、ハトのエサであるパンくずを拾い集めた幼き日々から、いつも遠くで見守ってくれていた母への想いが詰まった、笑えて泣ける貧乏自叙伝で、これまでに発行部数は225万部を突破し、映画・ドラマ・漫画化もされた話題作だ。

今回の新装版『新装版 ホームレス中学生』1,595円(税込)には、17年ぶりの新作エピソード「お兄ちゃんの痕跡」「うちの子に迎えよう」に加え、兄・研一さんとの「思い出、答え合わせ対談」も特別収録。また文字が大きめ、ふりがな多めなどリニューアルし、小・中学生の読書感想文にもぴったりな一冊となっている。

『ホームレス中学生』を知らない世代はもちろん、17年前に『ホームレス中学生』を読んだ人も、もう一度懐かしい気持ちで読み返してほしい、笑えて泣ける不思議な本となっている。

川島さんの推薦文に注目!

同書の推薦文として、麒麟・川島明さんは「初めて読んだ時より笑った。初めて読んだ時よりちょっと泣いた。田村、やっぱりこれめちゃくちゃええ本やな」と記している。

著者・田村裕さんは「今回、17年ぶりに新エピソードも書きました!新装版が出るのもドキドキですし、新エピソードを読んでもらうのも緊張するんですが、川島君に帯コメントをオファーするのが1番緊張しました(笑)断られなくて良かったー!!」とコメントしている。

バスケットボール教室をプロデュース

同書の著者・田村裕さんは、99年、川島明さんと共にお笑いコンビ・麒麟を結成。自伝的小説『ホームレス中学生』は、ドラマ化、映画化もされる。2001年「第1回 M-1グランプリ」では、結成2年の無名ながらも第5位になり、2004~2006年は3年連続3位となる成績を収める。

麒麟としてもバラエティ番組に出演するほか、自身がプロデュースするバスケットボール教室「コドバス」「オトバス」を関西を中心に10校ほど開校。俳優業や、学生向けの講演会など、幅広く活躍中だ。

日本の歴代ベストセラーTOP30に入る自伝的小説が、小・中学生向けに大幅リニューアル!この機会に『新装版 ホームレス中学生』を、チェックしてみては。

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(江崎貴子)