「不束」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「ふつつか」です!
よく聞く「不束者」とは、「無作法な人」や「未熟者」を表します。
そこから転じて、現代では「気が利かない人」や「未熟で劣っている人」といった意味で使われるようになりました。
ドラマなどで、結婚をするとき相手のご両親に挨拶するときに、「不束者ですが、どうぞ末永くよろしくお願いします!」なんていうシーン、ありますよね!
もともと、この「ふつつか」の語源は、平安時代に使われていた「太束(ふとつか)」だという説があります。
これは「短くて太い柱」を表し、「太くて頑丈なこと」という良い意味で使われていたものが、時代が移り、女性は華奢な体形でおしとやかな方が美しいという意識が出始め、「太束→美しくない→何かが不足している→気が利かない」と変化していったそうです。
人の美意識って、ときに残酷です・・・。
最後の難読漢字は「費府」!
これは難問です!
お金そのものや、金品を使うことを表す「費」。
これに幕府や大阪府などの「府」をつけて「費府」・・・。
イメージでは、国や自治体の財政を取り扱う部門のような気もしますが、どれもまったく違います。
完全に音からくる当て字になりますので、ヒントを見ながら考えてみましょう!
「費府」の読み方のヒントはコレ!
これはある国の都市の名前です。音読みによる当て字です。
「〇〇〇デル〇〇ア」、8文字です。
「費府」の読み方の正解は・・・・?
正解は、「フィラデルフィア」です!
フィラデルフィアは、アメリカ合衆国ののペンシルベニア州にある、同州最大の都市です。
場所は、ニューヨークとワシントンDCの間あたりに位置し、東海岸では2番目に人口が多い都市ですね。
「フィラデルフィア」で有名なものといえば、アメリカの独立宣言を行った場所でもある「独立記念館」やアメリカで初めてつくられた「第一合衆国銀行」などがあります。
そのほかにも、世界中で謎に包まれているフリーメイソンの総本山がある都市としても有名ですね。
アメリカの始まりと現代にまで続くミステリーが混在するなんて、すごいですね!
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