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今回のお題は「反物」「鯲」「為出来す」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
1問目はこの漢字から!「反物」
「反物」と書いて、なんと読むか分かりますか?
着物の元となる正絹で作られた布の事で、円状の筒に巻かれた状態で売られています。
この反物から着物を作るので、反物×仕立て代となるため着物は高額な衣服となります!
さて、この「反物」はなんと読むでしょうか?
「反物」読み方のヒントは?
反物は「一反」づつになっており、大人用の着物一着分が「一反」(いったん)となり、おおよその単位となります。
「一反」は、幅約36cm、長さ約12mくらいの大きさです。
しかし、「一反」を(いったん)と読むからと言って「反物」を(たんぶつ)とは読みません。
ちなみに同じ読み方をする田んぼの「一反」の広さは、300坪のことで約1,000㎡です。
「反物」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇〇」です。
さて、もうわかりましたか?
「反物」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「たんもの」
です!
ちなみにゲゲゲの鬼太郎に出てくる「一反木綿」(いったんもめん)は女の子を見るとすぐに口説きに行ってしまう癖があるようです。
そんな事実を知っていましたか!?
2問目はこの漢字!「鯲」
「鯲」の読み方をご存じでしょうか?
「魚」+「於」で、「ぎょお」と読んだ方もいらっしゃるかもしれません。
「於」という字は「於いて(おいて)」の「お」ですが、もちろん間違いです。
魚編なので漢字のお約束通り、魚の種類の名前になります。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「鯲」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「〇〇〇〇すくい踊り」で有名な魚です
- 口の周りにヒゲが生えています
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「鯲」の読み方!正解は!?
正解は「どじょう」です!
「鯲(どじょう)」は「泥鰌」や「鰌」と表記されることもあり、いずれも読み方は同じ。
しかしほとんどの場合ひらがなかカタカナで書くため、どの漢字で書いても難読だといえますね。
ヒントで紹介した「どじょうすくい踊り」は島根県安来市発祥の「安来節」に含まれるユーモラスな踊りです。
どじょうはコイ目ドジョウ科の淡水魚の1種で、日本をはじめとした東アジア地域では食用として養殖もされています。
どじょうの口周りにあるヒゲは実は飾りではなく、触れたものの味がわかる感覚器官。
ヒゲがなくなってしまうと、餌を探せなくなって、死んでしまうそうです。