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「冶かしい」
この漢字、何と読むかわかりますか?
漢字検定準1級レベルの問題ですので、
読めない方も多いかもしれません。
わからなかったという方は、
以下の解説を参考にしてくださいね。
「冶かしい」の読み方のヒントはコレ!
まずはヒントとして「冶かしい」の意味を紹介します。
- ヒント1:「美しいさま」
- ヒント2:「色気があるさま」
意味から読み方を連想してみると
正解がわかってくるはずです。
「冶かしい」の読み方!正解は…?
「冶かしい」の読み方、正解は……
「なまめかしい」です!
「冶かしい」の意味は、以下の通りです。
- 「落ち着いた気品があり、色気の漂うさま」
- 「艶っぽいさま」「美しく、色気があるさま」
なお、通常は「艶めかしい」と書きます。
「冶」を用いる熟語は?
「冶」を「なまめかしい」と読むことがしっくり
来ない人もいるでしょう。
そこで、「冶」を用いる熟語をご紹介します。
- 遊冶(ゆうや):遊びにふけり、着飾ること。
- 妖冶(ようや):なまめかしく美しいこと。 妖艶。
- 艶冶(えんや):なまめいて美しいこと。また、そのさま。
このように、「冶」という字は「艶っぽいさま」や
「なまめかしさ」を表現するときに使われる漢字です。
谷崎潤一郎の小説『二人の稚児』にも登場する漢字ですので、
少なくとも50~100年前には使われていたということになります。
現代の小説にも十分出てくる可能性がある漢字ですので、
これを機に覚えておくといいですね。
まとめ
「冶かしい」は、「なまめかしい」と読み、
「艶っぽいさま」「美しく、色気があるさま」
といった意味で使用される漢字です。
慣れない漢字かもしれませんが、
「遊冶(ゆうや)」「妖冶(ようや)」「艶冶(えんや)」など
「冶」の漢字を用いた熟語も複数あり、
「なまめかしさ」を表現するときに使われます。
知らなかったという方は、これを機に覚えておくといいでしょう。
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