SWCあいの実は『カフェ ドゥ チルミル』のさらなる認知拡大や⽀援の輪の広がりを⽬指し、ほるぷA&Iの協⼒のもと、青葉の風テラスにて6月8日(土)~10日(月)の3日間、チャリティ絵画展「現代国際巨匠絵画展〜どのファミリーも取りこぼされない仙台へ〜」を開催する。また、絵画展前⽇の6月7日(金)には、招待画家のジョルディ・イセアン画伯の来⽇を記念したレセプションも開催する。

医療的ケア児を育てるママが働くカフェ

SWCあいの実は、仙台を拠点に重症心身障害児者・医療的ケア児者、神経難病の人たちを支援している団体だ。「人からしてほしいと思うことを、人にする」の法人理念のもと、障がい者当事者だけでなく、家族支援にも力を入れている。

一方、『カフェ ドゥ チルミル』は、4月にオープンした医療的ケア児を育てるママが働くカフェ。店名のchill は『ゆったりする』、millは『豆を挽く』を意味しており、アウトドアとキャンプの体験がコンセプトとなっている。

アウトドアを気軽に楽しみたい人にも、オリジナルのキャンプスタイルを極めたい人にも、ゆっくりと寛ぎたい人にもおすすめのカフェとなっている。

チャリティ絵画展概要



同展では、ピカソ、シャガールから東⼭魁夷、平⼭郁夫など国内外約50名の画家による120余点の作品が⼀堂に展⽰される。現代画家の油彩、⽔彩、パステル、⽇本画、版画など、多彩な作品で構成された展示を楽しめるのが特徴だ。

また、スペインからジョルディ・イセアン画伯が招待されており、油彩40点を紹介する他、前夜イベントやサイン会も開催される。

画伯は、歴史ある街並みや⻨畑、⼭脈をテーマにした⾵景画を多く手がけており、画⾵は、詩的、抒情的、優美、時に⼒強いと評されている。

その他、同店の建設に至る経緯のパネル展示、カフェオリジナルグッズの販売等もある。企画展示による販売収益の一部は、同店の運営へと寄付される。

絵画展開催に寄せて

同団体は、絵画展開催に寄せて次のように話す。

「多くの⽅のご期待を背負って、『カフェ ドゥ チルミル/CAFE de CHILL MILL』がついにオープンしました。温かく先進的な事業のモデルケース作りが、ここ仙台でついにスタートです。

カフェ経営により、仙台の医療的ケア児者のお⼦さんを持つ⺟親たちがカフェスタッフとして働くためのデータや、課題、対策が明らかになります。

SWCあいの実は、このカフェを応援する絵画展―カフェ応援チャリティ〜どのファミリーも取りこぼされない仙台へ〜を企画。絵画展の収益の⼀部が、カフェ事業を含むあいの実のプロジェクトに充てられます。

社会福祉法⼈あいの実は、仙台市においてアートを通じてつながるイベントを開催し、国際交流や社会課題の共有の機会を創りたいと願っています」