さらに、局を悩ませていたのが旧ジャニーズタレントの扱いである。

「5月14日に旧ジャニーズ事務所『SMILE-UP.』のコンプライアンス担当の責任者が、初めて日テレの単独インタビューに応じ、数カ月以内に一通りの支払いを終えるとの見通しを示しましたが、これも『24時間テレビ』を見据えての動きでした。旧ジャニーズタレント起用については、この間さまざまなメディアでさや当て報道が飛び交っていましたが、5月15日にデビューシングルを発売したAぇ!group、Sexy Zoneから改名したtimelesz、2人体制となったKing&Princeの合成チームを第一候補としてオファーしていたといいます。しかし、世間やファンからの否定的な反応も目立ったこともあってか、事務所サイドから断りの申し入れがあったと聞きます。番組側は“パーソナリティー”という呼称をやめた代案で再検討をうながしているようですが……」(前出・日テレ局員)

 28日までには国連人権理事会の作業部会から、「依然として深い憂慮が残る」とする報告書も公表されているが、日テレが「お伝えできる状況」になるのはまだまだ時間がかかりそうだ。