視聴者からは「他の系列局や日テレでも寄付金のネコババが横行しているのでは」と疑う声が続出し、それを受けて日テレや系列局で構成される「24時間テレビチャリティー委員会」は内部調査を実施。募金活動に携わった計283人の関係者に聞き取り調査を行ない、その結果として同委員会は「新たな着服などの不正の事例は確認されませんでした」と発表。再発防止策なども公表し、何となく「みそぎを終えた」感を出してきた。

 しかし、仮に不正があっても聞き取り調査で「ネコババしました」とわざわざ答える人はいないとみられ、半世紀近い番組の歴史に比べて調査対象の人数も少なかったことから、視聴者の疑念を完全に晴らすには至っていない。そのため、SNS上では「少なくとも1、2年は番組を休止して徹底究明すべき」との意見があったが、日テレは放送を強行するようだ。

 また、同番組は2003年のTOKIOから旧ジャニーズ事務所のタレントが毎年メインパーソナリティーを務めてきた。しかし昨年、故ジャニー喜多川氏による性加害問題が大きく騒がれたことで状況が激変。旧ジャニーズに所属していたタレントたちの大半は新会社「STARTO ENTERTAINMENT」に移行したが、性加害問題の影響は避けられず、今年は「イメージ的にSTARTO社のタレントは起用しないだろう」との見方が強まっていた。

 ところが、28日付の東京スポーツは「日テレ『24時間テレビ』メインにSTARTO社タレント起用内定」などと報道。記事によると、どのグループを起用するのかはまだ決まっていないものの、STARTO社の中から選ぶことは確定しているそうだ。