ファッションには様々な種類があり、時には変わったデザインで「このデザインは何て名前なんだろう?」と疑問を感じてしまうようなものもあります。今回ご紹介したいのが、袖が広がっている服。袖が広がっている服の名前について、種類別にご覧ください!
服のデザインの種類はさまざま!
ファッションには様々な種類がありますが、それらのデザインや縫製方法にはしっかりと名前があります。では、その中でも袖が広がっている服や服そのものの種類別の名前は何なのでしょうか?今回は、服のデザイン別の名称についてジャンル別にご覧ください。
袖が広がっている服の名前
特に袖が広がっている服は、近年トレンドにもなっていますがどんな名前なのか、明確な名前について知っている方は実は少ないのではないでしょうか?服のデザインの名称を知っていれば、好みの服探しがより円滑に進むようになります。
これからの夏の季節にも大活躍する、袖が広がっている服のデザイン別の名前について、以下でご紹介していきます。
バルーンスリーブ
バルーンスリーブはまるで風船のように袖に膨らみがあり、そして袖口の部分でギャザーやゴムなどですぼめたデザインです。半袖の場合はフェミニンな印象になりますが、近年ではビッグシルエットがトレンド。
そのビッグシルエットとも相性が良いので、カーディガンやスウェットなど、様々なアイテムとバルーンスリーブが組み合わせられています。二の腕カバーにも繋がりますよ。
キャンディスリーブ
キャンディスリーブはバルーンスリーブのように袖を広げてから手首のあたりですぼめたデザインですが、そのすぼめた袖口にギャザーを作り、袖口をフリルのように仕上げるデザインです。
特にフェミニンなカットソーやブラウスなどと相性が良く、ガーリー系・フェミニン系ファッションに合わせやすいです。ギャザーの部分にリボンやレースのデザインがあしらわれたものも人気です。
アンブレラスリーブ
アンブレラスリーブとは袖口がまるで開いた傘のようなデザインになるデザインで、切り返しを作り、ふんわりとフレアになるように袖を広げています。二の腕部分を細めにしたデザインが多いのがその特徴です。
上品で女性らしい印象になる上、腕を細く見せることができるのでカジュアルにはもちろん、フォーマルなブラウスやドレスなどにも頻繁に採用されているデザインです。
ベルスリーブ
ベルスリーブは袖口がまるでベルのように切り返しが付けられたデザインです。アンブレラスリーブよりも袖部分を大きめに作った結果、切り返しでボリュームができ、ベルのようなシルエットになります。
特に大人っぽいキレイめファッションに採用されることが多いデザインで、袖にしっかりとボリュームができるので胴回りはあまり凹凸を付けず、Iラインのシルエットで作られるものが多いです。
ケープスリーブ
ケープスリーブは袖口から袖を作るのではなく、ノースリーブのトップスの首元からケープのように布を重ね、ふんわりと、袖と胴回りとの境界線を曖昧にしたデザインにすることができます。
レイヤーするケープ部分は薄手の素材のものを採用することもでき、夏場も涼しげな雰囲気。特に二の腕部分のシルエットを曖昧にすることができるので、体系が気になる方にもおすすめです。
フレアスリーブ
フレアスリーブは、袖がふんわりと広がったデザインで、フレアスカートなどにも使われている、ギャザーを採用したデザインです。特に柔らかい布地を採用することで、動くたびにふんわりと揺れるのがその良いところ。
なので、フレアスリーブは特に夏服や半袖の服に採用されることの多いデザインですね。フェミニンな印象になる上、揺れ感がキレイなのでカジュアルはもちろんフォーマルドレスでも人気です。
ティアードスリーブ
ティアードスリーブはフレアスリーブでも使われたギャザーの袖を何重にも重ねたデザインで、ボリューミーでガーリーな雰囲気のファッションになります。
特に袖のために布地を何重にも使うことになるので重たい印象になりがちですが、淡いカラーや春服、秋服などでは温かみのあるおしゃれな雰囲気になります。夏服の場合は、シースルー素材との組み合わせも涼しげです。
ハンカチーフスリーブ
ハンカチーフスリーブはまるで肩口からハンカチを被せたようなデザインの袖で、袖口からぐるっと袖が作られているだけでなく、胴体に袖が付けられているものもあります。
特に脇からウエストにかけてボリューミーな袖のデザインがあるのがその特徴で、それによってウエストのラインをカバーすることができるのが良いところ。特にフェミニン系のコーディネートに人気です。