車内からカメラを構える男性の写真
写真ACより

 ダウンタウン・松本人志の一連の性加害疑惑報道で揺れる吉本興業だ、先週からお笑いファンの間では“吉本鎖国”問題も物議を醸している。公式発表こそないものの、吉本が直営する劇場に「他事務所の所属芸人が出演NGになった」ことが、ほかならぬ吉本芸人たちからの情報発信で明らかになったのだ。なぜこのような状況が生まれたのか、内幕に迫った。

 1月25日頃から、複数の芸人が「劇場に他事務所の芸人を呼べなくなったこと」をX(旧Twitter)などで報告。翌26日には『中川家 ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)で中川家がこの状況を取り上げ、「すみません他事務所の方」「よくわからないお達し」とコメントした。

「『劇場での他事務所芸人とのコラボは、お笑いファンを増やすきっかけになっている』というのが現場の意見であり、一部吉本上層部からも、今回のルールには否定的な声が聞こえてきます。とはいえ、すでに各芸人に通達されている状況とあって、ネット上では当然、吉本への批判が噴出しています」(週刊誌記者)