◆がむしゃらに駆け抜けて、気がつけば48歳
主人公の一ノ瀬圭子は48歳、2度の産休・育休を経て現在は部長職。夫と子供ふたりに囲まれて、忙しくも充実した人生を送る圭子を襲ったのが、ホットフラッシュ。そう、更年期の到来でした。
家庭も仕事も順風満帆、子供の手も離れ、いざ、私ファーストの人生!と思った矢先、女性ホルモンが暴れ出す。女の人生は、一筋縄ではいきません。
あれば面倒くさい、なくなるとさみしいのが月に一度の生理ではないでしょうか。夢枕に生理の神様が立って、「来月であなたの生理は終わりです」と予言して、サクッと終わればいいものの、女の体は単純にできてはいないのです。