11日深夜に放送された『笑い飯presents ひとりで60分』(読売テレビ)では、固定カメラが置かれたスタジオで60分にわたって1人でボケまくるというストイック企画に挑戦。漫才では見られない自由ボケを連発して新・水田ここにありをアピールして見せた。
解散発表直後の『ラヴィット!』(TBS系)では、突然「モグライダーの芝(大輔)になりたい」と言い出し、リーゼントのかつらをかぶってともしげと即興漫才を披露したこともあった。このときも水田は、たった1回しか使わないオリジナルのネタを作ってきていた。
誰がどう見ても、水田は笑いに飢えている。漫才を渇望している。解散の日が近づくにつれて、その情熱は日増しに燃え上がっているように見える。
そのことが、ファンにとっては何よりの救いになっているに違いない。
(文=新越谷ノリヲ)