『走る道化、浮かぶ日常』書影

祥伝社は、悩める人々の相談に優しく・辛辣に回答し、最後には必ず自身のコント動画を添える、Twitterアカウント「九月の『読む』ラジオ」のピン芸人・九月(くがつ)さんの初の著書、『走る道化、浮かぶ日常』1760円を8月2日(水)に刊行する。

いつもの生活が一転するかもしれない一冊

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『走る道化、浮かぶ日常』は、「言われてみればそう」「そうとも言い切れないだろ」この中間くらいを狙った渾身の18篇のエッセーを収録している。

重箱の隅をつついて、つついて、つついて壊す。壊した先には、何だかちょっと、軽やかな世界が広がっている……。芸人・九月さんの頭の中をのぞきこむと、何となく生きづらい・楽しくもない、いつもの生活が一転するかもしれない。

Twitterやnote界で「この人の言語化能力は気持ちいい」「この人の思想が好き」などと、10代~20代を中心に、たくさんの支持を集めている著者。

「定期的にツイートがバズる人」としても有名で、『走る道化、浮かぶ日常』にはバズったツイートにある内容の「完全版」ともいえるエピソードを複数収録。

事務所無所属・フリーのピン芸人としては、自身をライブ会場にセルフ軟禁して行なう、最長72時間の狂気のコントライブを定期的に開催。まさに大注目の著者だ。今ならまだ古参ファンを名乗れるかもしれない待望のデビュー作だ。

著者プロフィール

著者の九月さんは、1992年生まれ、青森県八戸市出身。京都大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科修士課程修了。事務所無所属のピン芸人として、一人芝居風のコントを中心に活動中。

劇場、アートギャラリー、バー、民家、廃墟、山、海など、全国各地で場所を選ばずコントライブを行なう。公演時間は短くて60分、長いと72時間にも及ぶ。このほかコラム、エッセイの執筆もしている。

大注目の著者である九月さん、待望のデビュー作『走る道化、浮かぶ日常』を手に入れてみては。

九月公式Twitter:@kugatsu_main
九月の『読む』ラジオ公式Twitter:@kugatsu_readio

祥伝社公式サイト:https://www.shodensha.co.jp/

(角谷良平)