◆あえて「バツ」をつけたい理由も超ゲス!
「一番手っ取り早くて、自分の今の快適な生活を崩さないで済む方法は、さっさと“バツ”を付けることだと思うんです。そうすれば、上司から結婚のことでうるさく言われませんし、社内や世間的にも一人前の男として見てもらえるはず。
バツがあるだけで、『なにか理由があって、結婚できないダメな男』というレッテルを貼られないで済むじゃないですか。世間的にも言い訳ができるようにせめて半年くらいはガマンして、頑張って既婚者を演じるつもりです(笑)」
ちなみに、「将来的に自分の子どもは欲しくないのか」と聞いてみたところ、
「サクッとバツが欲しいのに、養育費など余計なコストがかかる要素はなるべく排除したい」のだとか。“要素”って……、おいオッサン。
婚活(?)を始めた当初は、友人の紹介などで女性との出会いも多かったらしいですが、徐々に周囲もどん引きするくらいのゲスさが明るみになって、今では一切紹介すらしてもらえないのだとか。
ここまで“超自己中な訳アリ婚活男性”はかなり稀なケース。ですが、婚活に励む女性の皆さんは相手のスペックだけに惑わされず、たとえ時間に追われていても、相手の人となりを知るための時間はせめて確保したいところです……!
―「婚活してる男性」ってどんな人? ―
<TEXT/赤山ひかる イラスト/三原すばる>
【赤山ひかる】
奇想天外な体験談、業界の裏話や、社会問題などを取材する女性ライター。週刊誌やWebサイトに寄稿している。元芸能・張り込み班。これまでの累計取材人数は1万人を超える。無類の猫好き。