配当金や株主優待券だけで生活している元プロ棋士の方が有名ですが、それだけの生活をするには相当な元本がないと厳しいかもしれません。報道によると、その総資産は5億円を超えているとも言われています。

配当金や株主優待券だけで生活するのは難しくても、毎月1万円の配当を狙っていくならであれば「自分にもできそう」と思いませんか?今回の記事では、実際のデータを用いつつ、必要な投資額について詳しく解説します。

月々1万円の配当を得るのに必要な投資額は?

月々1万円の配当を得るために必要な投資額を求めるためには、配当利回りが重要です。これは、一株当たりの年間配当金を、現在の株価で割って求めた数値です。例えば、現在の株価が2,000円で、配当金が年20円だった場合、配当利回りは1%になります。

年12万円の配当を受けとるとすると

月々1万円の配当を得るということは、年間で12万円になります。2024年1月25日の時点の東証プライム上場全銘柄の平均配当利回りは2.03%です。これを基準に、配当利回りを2%と仮定すると、必要な投資額は12万円÷2%=600万円となります。

より効率的に進めるなら銘柄選びが重要