最後はこの漢字!「荼毘」
「荼毘」って何て読むか分かりますか?
(ちゃび)ではありません。
「毘」は「毘沙門天」(びしゃもんてん)の「毘」(び)の読み方と同じですので、分かりやすいのではないでしょうか?
「荼」の読み方を考えてみましょう。
「茶」(ちゃ)に似ていますが、(ちゃ)とは読みません。
さあ、一体何と読むのでしょうか?
「荼毘」の読み方のヒントは?
意味は「遺体を火葬して弔うこと」です。
「荼毘に付す」という使い方をします。
「喪に服す」と同じような意味で捉えてしまい、「荼毘に服す」という誤った使い方をしてしまう場合がありますので気をつけましょう。
元々は仏教用語です。
何と読むか分かりましたか?
「荼毘」の読み方、正解は……
正解は……
「だび」
です!
荼毘はインドで使われている言語であるパーリ語の「jhapeti」(燃やす)から来てます。
元々仏教用語ですので、仏教徒の火葬以外には使われていませんでした。
紀元前383年頃、仏教の創始者であるお釈迦様が亡くなったときに、お釈迦様のご遺体は薪をくべた炎に包まれて火葬され、見送られたと言われています。
仏教徒は火葬して故人をお見送りすることが正式な弔い方だとされています。
最後までお読みいただきありがとうございました。