それでは何故、設楽はメディアが報じる“嫌われMC”の常連と化しているのか?

「他の番組のスタッフからはそこまで悪い評判は聞いたことがないですし、よくあることですが『ノンストップ!』に関わったことがある一部のスタッフが設楽さんのことを悪し様に言っている可能性は高いと思います。と言うのも、あの番組はかなりの低予算で制作されていて、スタッフの労働環境は他の番組に比べてかなりハードですからね。そうしたストレスのはけ口としてMCの設楽さんがやり玉に挙げられているのではないでしょうか」(前出の放送作家)

 そう言われてみれば確かに、番組の内容や同番組のスタジオのセットのチープさ、レギュラー出演陣の顔ぶれなどを見てみると、他の情報番組や報道番組に比べて制作費やギャラが抑えられている観もある。

 同局の局員もこう語る。

「『ノンストップ!』ももう少し番組予算があれば設楽さんにしても、現場スタッフにしてもあそこまでピリピリすることはないんでしょうけどね。もっとも、ウチの局上層部としては低予算ながらもそれなりに健闘しているということで、MCの設楽さんに対する評価は高く、それが10年以上も番組が続いている要因でしょう」

 どれだけ“嫌われ報道”があったとしても、設楽の同番組のMCの座は今後も安泰のようである。