物価上昇が続いており、保険料が割安な傾向にあるネット保険への加入を検討している人も少なくないでしょう。
そんな人のために、ネット保険のメリットとデメリットを解説します。
ネット保険とは
ネット保険は、インターネット上で申し込みから手続きまでが完結する保険です。
生命保険文化センター「2021(令和3)年度生命保険に関する全国実態調査〈速報版〉」によると、インターネット経由で生命保険に加入した保険の割合はわずか4.0%です。
しかし、『今後どのようなチャネル(販売経路)から加入したいか』という設問に対し、インターネットを選んだ人は17.4%と、営業職員に次いで大きい水準となっており、ネット保険に注目している人も一定数いることがわかります。
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ネット保険のデメリット
では、ネット保険に落とし穴はないのでしょうか。デメリットも見ていきましょう。
デメリット1:潜在的なニーズがわからない
死亡保険や医療保険など、加入する保障が明確に決まっていれば問題ありません。
しかし、「30代から女性のがんのリスクが高まる」、「個人事業主はケガや病気で働けないリスクに備える必要がある」など、専門家から指摘されないと気付きにくいリスクもあります。
本人からすれば、せっかくネット保険に加入したのに、思わぬリスクで大きくライフプランが崩れてしまったということになりかねません。
デメリット2:保障内容をよく理解していない可能性がある
保障内容や特約の意味を理解できておらず、保険金を受け取れると思ったら受け取れなかった、逆に本当は保険金が支払われたはずなのに、請求していなかったということも起こり得ます。