今回は「榎」「唯々諾々」「賓頭盧廻」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
1問目はこの漢字から!「榎」
「榎」と書いて、なんと読むか分かりますか?
夏の木と書く位なので、夏には葉を茂らせて心地の良い日陰を作ってくれるというイメージで合っています!
もちろん落葉樹なので、冬は葉が落ちてしまいます。
北海道にはありませんが、日本でよく見られる大木です。
さて、「榎」と書いてなんと読むでしょうか?
「榎」読み方のヒントは?
最大のヒントは、ある食べ物と同じ読み方です。
榎の読み方の由来は諸説あり、
- 縁起のいい木を意味する
- 実がなるため、「餌の木」から
- 枝が多いので「枝木」から
名前が付いたといわれています。
「榎」の読み方を知らずに耳で聞くと、なぜ今キノコが出てくるの!?
と思うのでは?
バターとコショウを乗せて、アルミホイルに包んで焼くと美味しいですよね。
「榎」の木は、葉がツルツルしていることで簡単に見分けがつくのだそうです。
「榎」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です。
さて、わかりましたか?
「榎」の読み方、正解は・・・
正解は・・・
「えのき」
です!
秋には赤い実ができるので、よく見ると鳥が食べに来ています。
ぜひ、覚えておきましょう。
2問目はこの漢字!「唯々諾々」
「唯々諾々」
これ、何と読むかわかりますか?
漢字自体は難しくないのに、読めそうで読めない不思議な字面。
さあ、あなたは何と読みましたか?
「唯々諾々」読み方のヒント!
「唯々諾々」は、「諾」のほうが読みやすいのではないでしょうか。
「許諾」「承諾」などで使われる読み方と同じです。
問題は「唯」!
ちょっと難しいですが、考えてみましょう。
ちなみに「唯々諾々」は「〇〇〇〇〇〇」と6文字で読みます。
さて、あなたは何と読みましたか?
「唯々諾々」の読み方、正解は…
気になる正解は…
「いいだくだく」
です!
「唯々諾々」は、
「人の言いなりになりなんでも「はい」というさま」という意味の言葉です!
自分では何も考えず、事の良し悪しも考慮せず、
「はいはい」と返事をするような場合に使われます。
「部長は社長の思いつきにも唯々諾々と従う」
なんて揶揄する場合に使われることが多いです。
ただ、小説などでは「抗えない」という意味合いで使われることも。
「泣きながら唯々諾々と言いつけに従う」
「唯々諾々として自分の心の声に従った」
なんて表現もされますよ。
一度読めてしまえば、読み方も意味もわかりやすい「唯々諾々」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!