チャールズ国王と、ジョー・バイデン米大統領 Photo: James Veysey/Shutterstock, Shutterstock
ジョー・バイデン米大統領はチャールズ国王の戴冠式に出席しないようだ。
イギリス王室のチャールズ国王は、今年5月6日の戴冠式で正式に国王となる。アメリカのジョー・バイデン大統領にも式典への招待状が送られているが、どうやら辞退する見込みのようだ。
The UK Telegraph紙が報じたもので、大統領側に、その日すでに予定が入っていたという。
一方、ある情報筋は「バイデン大統領に戴冠式に出席するよう説得できるかどうかという点で、まだ何かしらの努力が行われている可能性がある」と語る。
また、今回バイデン大統領が招待を辞退するのは、確執があるからというわけでもないようだ。
なおこれまで、アメリカの大統領が他国の新君主の戴冠式に出席したことはない。チャールズ国王の戴冠式にもバイデン大統領は出席しないものの、ファーストレディのジル・バイデン、副大統領のカマラ・ハリスが代表として式典に参加することが検討されていると報じられている。
また、The UK Telegraph紙の記事によると、戴冠式の招待状を受け取った人物は4月3日(月)までに返事をするよう求められているという。
戴冠式はロンドンのウェストミンスター寺院で執り行われ、日本からは秋篠宮ご夫妻が参列される。
また、注目されるのは国王の次男ヘンリー王子とその妻メーガン妃の出席だが、招待状は送られているものの、出席するかどうかはいまだ明らかになっていない。
もし出席することになったとしても、王室メンバーが集うパレードへの参加は許可されない見通しだ。
戴冠式が執り行われる5月6日は、ヘンリー王子夫妻の長男アーチーくんの4歳の誕生日でもあることから、一部では夫妻が出席に際し、いくつかの条件を出しているのではないかとも報じられている。