大津屋が代表企業を務める「HAQTSUYA」(ハックツヤ)の自治体ふるさと納税サポート事業第一弾として、大津屋、博報堂、朝日新聞社、博報堂プロダクツの4社による共同プロジェクト「ひょうごHAQTSU プロジェクト」が始動し、2024年度の「ふるさとひょうご寄附金制度」の運用業務を受託した。

兵庫県の魅力を再発見!

「ふるさとひょうご寄附金制度」は、兵庫県が持つ多様な魅力を全国に広め、県民の人々及び県外の支援者からの寄附を通じて、地域の活性化を図るための制度。

しかし、兵庫県全体としてその魅力が明確に確立されていないことが課題と考えた「ひょうご HAQTSU プロジェクト」は、受託後第一弾の活動として、「兵庫県ブランディングワード/ロゴの制作」「兵庫県ふるさと納税コミュニケーションワードの制作」「返礼品企画開発方向性の策定」を実施。

地域固有の資源を活かした返礼品の開発、ブランディング、プロモーション活動、ポータルサイトの運営を行うことで、ふるさと納税の新たな地平を開拓していくという。

「兵庫はニッポンの宝庫」をキーワードに

兵庫県のブランディングワードは、「兵庫はニッポンの宝庫」に決定した。

兵庫県は「日本の縮図」と呼ばれており、日本の「いいところ」「いいもの」「いい味」が凝縮され、魅力が詰まっているということを「宝庫」という言葉で表現。兵庫を文頭に、宝庫を文末に配置し、兵庫と宝庫でニッポンを包み込むようなイメージとしている。

ロゴのデザインでは、宝箱から兵庫県の海の幸、山の幸などの特産品、名所旧跡などがザクザク出てきている、気持ちが高ぶるワクワク感を表現している。

フォルムは兵庫県の形をデザイン化した形状とし、日本海から瀬戸内海まで、という地理的な特徴もビジュアル化。特産品、名所旧跡などのイラストには兵庫県旗で使用しているセルリアンブルーを配色している。

また、「兵庫県ふるさと納税コミュニケーションワード」を、「いいものザクザク、こころワクワク 兵庫県ふるさと納税 2024」に決定。

兵庫県のブランディングワードである「兵庫はニッポンの宝庫」との連携を意識しながら、日本が凝縮された兵庫県の魅力に気持ちが高ぶる、ワクワク感もあわせて訴求している。

「返礼品企画開発方向性の策定」について

兵庫県が誇る瀬戸内海と日本海に面した広大な土地と、その地域固有の温暖な気候は、多種多様な産業と農産物、そして歴史的文化遺産を輩出している。

この豊かな環境下で形成された、摂津(神戸・阪神)、播磨、但馬、丹波、淡路の五つの地域を「五つの宝庫」と捉え、“「五つの宝庫」 HAQTSU マップ”と称した。

そして五つのCompassを設定し、新たなふるさと納税の返礼品を開発していくという。