ブロケードは、お粥と日本酒のファストフードをコンセプトにした「貝出汁粥専門店 鬼貝(オウガイ)」を、5月24日(金)にJR横浜駅改札内のエキュートエディション横浜にてオープンした。

健康的でオリジナリティある貝出汁粥


日本では病中や胃腸の調子が悪いときに食べるイメージが強いお粥。しかし、お粥は中国や台湾、韓国では日常食として食べられている。同店は、そんなアジア圏で食べられるお粥にインスパイアされながらも、健康的でオリジナリティあるお粥を提供する。

同店のお粥は、貝を中心とした出汁が特徴だ。

貝類には旨味がたっぷり含まれている。そこで同店は、アミノ酸であるグルタミン酸やコハク酸を抽出するために、4種類の貝、浅利、帆立、しじみ、ムール貝を日高昆布と合わせ、丸鶏、山廃仕込みの日本酒を加えて出汁を丁寧にとっている。

この貝出汁で炊くお米は、出汁の旨味をたっぷりと吸い込み、米本来の甘さを味わうことができるという。

なお、細かい産地、材料を公表することはできないが、味を守りつつ、日々進化させ続けるよう努力していくと同社は話す。

山形県産ひとめぼれを使用

同店のお粥には、五つ星お米マイスターに厳選してもらった山形県産ひとめぼれが使用されている。旨味、甘みが濃く、貝出汁で丁寧に長時間炊くと、お米の花が咲きやすく、とろみのある美味しいお粥になる。

トッピングで自分好みにカスタマイズ

トッピングで自分好みにカスタマイズできるのも魅力だ。そのまま食べても美味しいが、好みの具材を加えることによってより美味しくなる。

飲んだ帰りの〆はラーメンでなくお粥に!

お粥はランチやディナーで食事としてだけでなく、飲んだ帰りの〆としての利用もオススメ。飲んだ後のラーメンをお粥に変えるだけでもヘルシーになる。さらに、塩分と水分チャージもできるので、次の日にお酒が残りにくくなるメリットも。すぐに提供されるので、電車の待ち時間でも利用できる。

おすすめメニュー4選

同店はお粥以外のメニューも充実している。


「自家製オイスターソース炒麺」770円(税込) は、牡蠣から店で仕込むフレッシュなオイスターソースを極細麺に手早く絡めたシンプルな香港風焼きそば。旨味が濃厚で、山椒の香りとアクセントが効いている。また、極細麺でもしっかりとした食感が病みつきになる。

お粥との相性がとにかく抜群なので、セットで食べるのがおすすめだ。


「牡蠣麻婆豆腐」880円(税込) は、粗めの挽肉で肉々しい麻婆に牡蠣を刻み、貝出汁を加えた麻婆豆腐。肉の脂が熟成豆板醤のコクと合わさり、白米はもちろん、旨味系の日本酒も進む。お好みで卓上の香膳十味唐辛子をひとふりして味わおう。


「半身揚げ油淋鶏」990円(税込)は、丸鶏の半身を骨ごと揚げた油淋鶏。骨ごと揚げることによってお肉が驚くほどジューシーでボリューム満点!あっさりとした塩味の半身揚げに、刻み葱にパセリを加えた甘さ控えめ&酸味の効いた香味ダレがよく合う。手で持ってかぶりつこう。


「黒酢豚ステーキ」1100円(税込) は、系列のマロリーポークステーキを彷彿させる巨大な酢豚。カナダのブランド豚、大麦仕上げ三元豚を得意の低温調理でジューシーに仕込み、カリッとした衣をまとわせ、調味料にこだわった黒酢ソースで仕上げた酢豚は、食べれば見た目以上のインパクトがある。