PocketPort(ポケットポート)は、三浦半島・佐島を舞台にクルージングツアー「BAYTIME BACANCE」を本格オープン。

三浦半島の地域資源を生かした特別な体験を届けるクルージングツアーで、神奈川県のクラウドファンディング支援事業「かなエール」を活用し、クラウドファンディングでツアー予約チケットなどを、5月17日(金)~6月30日(日)まで販売中だ。

都心からも近い自然が残る三浦半島


神奈川県南東部に位置する三浦半島は、都心から40km~60km圏内という、都心へ1時間ほどでありながら、三方に海が広がり元来の自然も残るきわめて魅力的な地域。

混雑する都会から離れて心をリフレッシュし、休むのにもぴったりの地域だ。

眠っている船を観光資産に


PocketPortは「ボートレジャー2.0」をミッションに掲げ、船本来の魅力を最大限に引き出すために、眠っている船を観光資産へと昇華させたクルージングツアーを通じて、​人と海をつなぎ、心と地域を豊かにする社会を目指している。


クルージングツアー立ち上げの背景には、PocketPortのメンバーが2年半前の大学の夏休みに、5年間使われていなかったクルーザーを掃除したことがきっかけだそう。

係留施設の職員に「掃除したクルーザー以外にもほとんどの船は年に数回しか稼働しない遊休状態があたりまえだ」という話を聞き、「こんなに立派なのにもったいない」と船の世界に興味を持ったことをきっかけに、ボートレジャー業界だけでなく、海から離れていく日本人も多くなっているという課題も徐々に見えてきたそう。

「BAYTIME BACANCE」は、ボートレジャー業界や海に親しみを持つ人が離れていってしまう課題を解消し、海やボートレジャーに親しむ人を増やしたい。ボートレジャーや海に親しむ人を増やすことで、海辺地域に人が集まり、観光の側面で地域への波及効果を生み出したい。それらの思いから立ち上げられた。

クルージング初心者も安心


そのような経緯でスタートした取り組みとして、三浦半島・佐島を舞台に遊休クルーザーを活用した「BAYTIME BACANCE」を2023年のプレオープン期間を経て、本格オープン。

同ツアーでは、クルージングが初めての人、クルーザーで遊び慣れていない人も安心して気楽に乗船できることがポイント。

通常クルーザーを利用する際に必要な煩雑な事前打ち合わせや、コース設計、燃料代の計算、海域の知識や、船舶免許も必要なく、予約1つで完了できる。