東京・代官山の循環型複合施設「RAILSIDE COFFEE & VINTAGE」が、下北沢でエシカルイベント「PRE-LOVED vol.2」を5月25日(土)に開催する。

エシカル消費の拡充をテーマに開催

2050年のカーボンニュートラルや17のゴールが定められたSDGsなど、国際的に当たり前になっている環境負荷軽減の取り組みだが、日本ではまだまだ一般的ではない。


「RAILSIDE COFFEE & VINTAGE」が開催する「PRE-LOVED vol.2」は、フラッと下北沢に来て立ち寄った人、アコースティックライブを観に来た人などが、その空間にいる間は自然と「自分」と「地球」について知ることができるイベント。

テーマは、「エシカル消費の拡充」。

エシカル消費とは、古着、リサイクル品、アップサイクル品など、購入時に環境に良いものを選択する行為のこと。「PRE-LOVED」とは、直訳で”かつて愛されていた”という意味。イギリスで広まっているリサイクル品の呼称だ。「今あるものを長く使う」というエシカルの考え方を広め、誰かが愛したモノが巡り巡って誰かに繋がっていくという側面を感じてもらえるように、イベントタイトルに設定したという。


イベントのスペシャルアドバイザーは、モデルやトークショーのモデレーター、サステナブルなプロジェクトなど幅広く活動するエバンズ亜莉沙さんが務めている。

マーケットやライブを実施


マーケットには、古着屋、サステナブルファッションブランド、エシカル小物など、“ヒトや地球にやさしいモノ”が集結。約40のショップが軒を連ねる。


また、芝生にたたずむステージにてライブも行われる。13:00から双子ユニットMANAKANAさん、


17:00からロックバンド「ミツメ」からボーカルの川辺素さんがアコースティックライブ編成で出演。いずれもWEGO vintage 下北沢店が提供する古着を着用する。

トークショーも開催


トークショーは、“自分(身体)と環境”、“服作りと環境”にフォーカス。14:00からは、メイクアップアーティストのMAILA TSUBOI(坪井茉衣良)さんが「自分にやさしく生きるとは?」をテーマに、内側から長く健康に美しくあることについて語る。MAILA TSUBOIさんのほか、気候変動報道を活性化するためのメディアサポート団体「Media is Hope」共同代表の名取由佳さん、菜食コンサルタントの山崎由華さんが登壇する。

16:00からは、「エシカルファッション」をテーマに、“服を作り売ること”と衣服の循環についてのトークセッション「100年後の地球とファッションと ~エシカルファッションの未来と可能性について~」が行われる。登壇者は、エシカル・サステナブルについてファッションを通じて広めている「CASAFLINE」代表の原田直哉さん、土に還るアパレルブランド「Syncs.Earth」共同創業者の廣田拓也さん、無人の古着屋「SELFURUGI」を運営するAVENDの代表取締役を務める南雲宏樹さん。