福岡発の家具ブランド「Ritzwell(リッツウェル)」は、ブランドのアイコン的存在ともいえる「IBIZA FORTE リビングテーブル」と同じ素材や仕上げで再現した1/5スケールのミニチュア「JK table mini」2種を、初回各45個ずつ5月27日(月)より数量限定で販売する。

職⼈の⼿しごとによる家具づくり


リッツウェルは、1992年の創業以来、職⼈の⼿しごとによる“Made in Japan”の家具づくりを貫き通している。時間と共に美しく変化し、深い味わいとなっていく素材。時が経っても古さを感じさせない、タイムレスなデザイン。控えめでありながら確かな存在感を放つ、佇まいの美しさ。リッツウェルの家具が、人々の心にあたたかく響き、安らぎをもたらす存在であってほしいとの思いを込め、時を越え国境を越え受け継がれていく“人生を変える家具ブランド”を目指している。

また、創業時から世界を見据え、積極的に海外での活動を展開。2008年にミラノサローネへ初出展し、2016年からはアジア勢初となるHall5での出展を果たす。また、ドイツiFデザイン賞、RED DOT賞、シカゴグッドデザイン賞をはじめ、世界的に権威のあるデザインアワードの数々を受賞。日本人の精神性をベースとした、きめ細やかで控えめな美しさを持つ、素材を生かした温かみのあるプロダクトは、日本のみならず海外のプロユーザーからも高い評価を得ている。

小さな「IBIZA FORTE リビングテーブル」


代表作の「IBIZA FORTE リビングテーブル」は、2002年の発売から今年で22年目を迎える。神社仏閣の屋根にみられる“そり”を彷彿とさせる独特な天板のフォルムが、静かで穏やかな表情の中に確かな存在感を感じさせる。日本の伝統的な様式を内包させながらモダンな表情を見せるデザインで、和・洋を問わず、様々なシーンに溶け込む懐の深さが魅力だ。


「JK table mini」は、実際のリビングテーブルと同様、天板にはウォールナット無垢材を使用し、オイルフィニッシュで仕上げている。実物と同じ素材・仕上げで再現されたムク材の天板は、木目、節、色味の濃淡など、一枚一枚表情が異なるのも特徴。表情豊かな木肌や温かみのある手触りなど、木そのものの素材感や風合いを感じることができる。

独特な天板のフォルムも再現


また、1/5スケールのミニチュアながら、無垢材を削り出すことにより生まれるなだらかなラインも、熟練の感覚と技によって忠実に再現。

精巧なフォルムが放つオブジェのような存在感は、リッツウェルならではの緻密で繊細なデザインアプローチから生まれるもの。上質な素材を使い、丁寧な手しごとを施したミニチュアには、単に“端材を活用したオブジェ”としての存在にとどまらない、誠実さと美意識に支えられた同社の思想が詰まっている。