島根県は、五感で楽しむ癒しの旅「SHIMANE WELLNESS TRIP」として、県の魅力や最新情報を紹介している。

「SHIMANE WELLNESS TRIP」とは

「山陰」という名の通り、深い山々と海に囲まれた島根には、煌びやかな都会にはない、ひそやかな豊かさが凝縮されている。八百万の神々が宿り、「目に見えないものにありがとう」という気持ちを寄せる習慣が息づく土地で、島根ならではの温泉や食を楽しみながら、深呼吸して大地の恵みを五感で楽しむ。また、自然の恵みとご縁に出会う、そして美をはぐくむ癒しの旅が「SHIMANE WELLNESS TRIP」だ。

つながりを結ぶ “ご縁の国しまね”


神々の国と呼ばれる島根県は、縁結びの神様として名高く、神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社があることで有名だ。旧暦10月10日に全国から八百万の神が集い、万物を結ぶ「ご縁」について相談する神議り(かみはかり)を行うことから、同県だけ「神在月(かみありづき)」と呼ぶことで知られている。

美をはぐくむ “美肌県しまね”


また、島根県は、肌の乾燥を防ぐ「うるおいゾーン」と、紫外線の影響を受けにくい「美白ゾーン」のクロスポイントに位置する気象条件であることと、肌や心身のバランスを整える8種類の泉質を含む温泉が県内に約60か所あり、美しい肌をはぐくむことができることから、“美肌県しまね”と呼ばれている。

地球を感じる自然 “呼吸する”


隠岐で一番大きな島、隠岐の島町は、海岸からエメラルドグリーンに輝く海、日本海の荒波に削られた断崖や奇岩が望める。島の面積の約8割を森林が占めており、岩倉の乳杉のような不思議な巨木や滝などの神秘的なスポットも人気だ。

日本を遡る場所 “知る”


大田市の石見銀山 大森の町並みには、江戸時代の武家屋敷や代官所跡、石見銀山で栄えた豪商・熊谷家住宅などの歴史的な建造物があり、当時の面影が残る。また、カフェや雑貨などおしゃれなお店も多い。

生活に溶け込む手仕事 “触れる”


出雲市にある出西窯の器は、単色や形がシンプルなものが多い。そこには「使いやすく日々食卓で活躍するように」との思いが込められている。実用性を求めながら美しさも兼ね備えている陶器は、日常生活を華やかに彩ってくれる。

美肌を叶える温泉 “潤す”


江津市にある有福温泉は、1370年以上もの歴史を誇る。坂道や路地裏に細い階段が張り巡らされ、旅館や施設が立ち並ぶレトロな温泉街をゆったり散策しながら、3軒ある外湯巡りで美人の湯を堪能するのがおすすめだという。