栃木県宇都宮市にある日本遺産「大谷寺(大谷観音)」についてご紹介します。絶対におさえておきたい見どころについてお伝えしていくので、参拝前にぜひチェックしてみて下さいね!

大谷寺(大谷観音)について

宇都宮市大谷町にある「大谷寺(おおやじ)」

自然の岩壁に掘られた本尊の大谷観音をはじめ、10躰の石仏が国の特別史跡と重要文化財に指定されています。

大谷観音は平安時代に弘法大師によって彫られたと伝えられていて、日本最古の石仏として知られています。

大谷観音と石仏群はもちろんのこと、その他にもたくさんの見どころがあるので、さっそくご紹介していきます!

【1】観音堂

まずは、受付を過ぎてすぐに見えてくる「観音堂」

岩に覆われたように建っていて迫力があり、パワースポットのようなエネルギーを感じることができます。

フォトスポットにもなっているので、ぜひ記念撮影していって下さいね♪

【2】大谷観音と石仏群

大谷寺いちばんの見どころが「大谷観音」

大谷寺のご本尊の千手観音で弘法大師が平安時代に岩壁に刻んだと伝えられていて、日本最古の石仏として知られています。

ほかにも脇堂では釈迦三尊や薬師三尊、阿弥陀三尊など、合計10躰の石仏をみることができます。

大谷観音をはじめ石仏群は撮影禁止になっているので、ぜひ現地で拝んでみて下さいね♪

【3】宝物館

ご本尊や石仏群の参拝を終えたら、次は「宝物館」

数多くの貴重な資料が展示されていますが、そのなかでも特に驚かされるのが縄文最古の人骨!約11,000年前の本物の人骨で、私たち現日本人の祖先の姿を知ることができます。

宝物館内もすべて撮影不可となっているので、参拝に訪れた際にしっかりと見学されていって下さいね♪

【4】弁天堂

宝物館の先にある「弁天堂」

祠のまわりには大谷観音の縁起に登場する毒蛇が心を入れ替えて、白蛇となってお仕えしている姿を見ることができます。

参拝後には白蛇の頭にも軽く触れてみて下さいね♪

【5】御止山

弁財天の更に奥へ行くと見えてくる「御止山(おとめやま)」

自然の大谷石奇岩群と、赤松の織り成す風光明媚な景勝が「陸の松島」と称賛され、平成18年に国の名勝に指定されています。

山頂には記念碑があり、頂上周辺からは眺望もあって大谷石の岩壁や大谷公園を一望することができます。

自然の景観を守るために安全柵などは設けられていませんが、登山道はよく整備されていて登りやすいです。

片道15分かからないくらいで山頂なので、ぜひ登ってみて下さいね♪