MERCIHOMMEとshirobakoは、イガリシノブ氏のメイクアップアーティスト歴20周年を記念し、初の個展「イガリシノブ展~人は街のあかりである~」をラフォーレミュージアム原宿にて、6月8日(土)~23日(日)の期間に開催する。

同展では、イガリシノブ氏の仕事や取り組みから人生、頭の中まで、同氏のすべてを体感できそうだ。

TV出演多数、書籍も人気


イガリシノブ氏は、バンタンデザイン研究所を経てロンドンで修行し、2005年BEAUTRIUMヘアメイクチームに所属。ファッション誌を中心に、コレクション・広告・TV・LIVEなど幅広い分野でヘアメイクを手がける。

現在は女性雑誌「With」「&ROSY」などの連載を持ち、「BEAUTRIUMACADEMY」ではメイク講師を務める。

同氏初のメイクブック「イガリメイク、しちゃう?」(宝島社)は、5月時点で10万部を超えるヒット作。さらに同氏は、「NHKプロフェッショナル」や「TBS情熱大陸」など、TV出演も多数ある。

破壊力あるネーミングが印象的なメイク術

そんな同氏は、20年にわたる活動の中で数々のオリジナルメイク術=イガリメイクを提案。破壊力のあるネーミングと相まって何度もブームを巻き起こしている稀代のメイクアップアーティストだ。

SNSで拡散し続けられている「#イガリメイク」は、現在「#igarimakeup」として海外でも注目を集めているそう。

2018年には自身のコスメブランド「WHOMEE」を始動し、独自の「骨格理論」に基づいた“自分の顔の骨格を知ることで魅力を引き出すメイク”を発信。2022年にはコスメロス協会を設立し、“化粧品使いきれない問題”にも積極的に取り組んでいる。

同氏の人生や仕事がわかる展示

今回の個展会場内には、「#おフェロメイク」「#描きま」「#鼻根ハイライト」など時代を彩ったさまざまなイガリメイクや、同氏の人生と仕事、そしてメイクの歴史が一目でわかる年表が展示される。

また、自らのチャームポイントがわかる「骨格理論」を来場者が実際に体感できるブース、コスメ製品の中から独自の視点で選んだ「イガリシノブアワード」の発表と展示販売も実施。


さらに、コスメロスの削減とアートの楽しさを融合させた「KATE ZOO」コーナーは、メイクアップブランドKATEとのコラボスペース。

使われないコスメの中身を特殊処理した絵の具「SminkArt」を使って、子どもたちが自由に塗り絵を楽しめる。