阿武隈高地の中心地に位置する福島県田村市が、6月1日(土)、「テレワーク・ワーケーション」をテーマにした交流イベント「タムラナイト~田村市の食を楽しみながら、田村市を知る会~」を、東京都のPatia麹町店で開催する。

福島県田村市について


田村市は、福島県の中央部から太平洋側に少し移動したところにある山間の都市。東北第二の都市である郡山市から在来線、車の移動で約30分で訪れることができるアクセス良好な場所にある。

市域の70%を山林が占める高原の町で、里山文化に支えられた豊かな自然環境を有し、地域の伝承や歴史といった地域資源や魅力も豊富にあるのが田村市の特徴だ。

テーマは「テレワーク・ワーケーション」

そんな田村市が、東京で交流イベントを開催!テーマは、「テレワーク・ワーケーション」で、ゲストに「地方移住×テレワーク」を実現している橋本夫婦が登場する。


テレワーカー(子育て支援NPO在職)の橋本吉央(はしもとよしちか)さんは、1985年生まれ。福島県田村市船引町にて育つ。大学進学のタイミングで上京し、就職・結婚。2015年に子育て支援のNPOに入社。2022年、実父の逝去をきっかけに地元田村市へUターンした。現在は平日の半分は田村市内のコワーキングスペースでリモートワーク、もう半分は東京に宿泊滞在する二拠点生活を送っている。


イラストレーター兼ライターの橋本文(はしもとあや)さんは、1985年生まれ。福島県田村郡三春町にて育つ。大学進学を機に上京し、都内のIT関連会社に就職してSEとして勤務。コミュニティスペースのスタッフをしながら、フリーランスのイラストレーター・漫画家・ライターとして活動。現在は田村市にて夫と暮らしながら「地域で自分自身を活かして働く」という変わらぬ思いのもと、フリーランスで活動中だ。

イベントでは、橋本夫婦が「テレワーク生活スタイル」や「移住前後の生活の違い」、「地方での子育て」などについて話す。そのほか「夏休みに地方でテレワークやワーケーションをしてみたい」という人に向けて、田村市内でテレワーク、ワーケーションができる施設や補助金の紹介も行う。


また、当日は、田村市地域おこし協力隊の中山真波(なかやままなみ)さんが、料理を提供する。

中山さんは、東京都調布市生まれ、多摩ニュータウンにて育つ。都内の石油会社に就職して販売やバイヤー業に従事し、子育てを機にフリーカメラマンとなる。東日本大震災後、復興支援事業関連のカメラマンとして携わったことをきっかけに、原発被災地のコミュニティ再構築やまちづくりに興味・関心を持ち、2016年より、全村避難となった地区の道の駅の立上げ・運営に携わる。2020年から田村市地域おこし協力隊に着任。現在は、城跡地の古民家、山林、畑、田んぼを所有。都市部から離れた自然豊かな里山地域で、農業体験や自然教育、地域の食を通じた滞在、体験ができる拠点作りを目指し活動中だ。