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「紫女」の読み方をご存じでしょうか?
そのまま「むらさきおんな」と読んでも間違いではありませんが、それだと「紫の女」という意味になりますよね。
ちなみに「紫女(むらさきおんな)」と呼ばれる妖怪が登場する物語もありますよ。
しかし、この漢字にはもう一つ特別な読み方と意味が存在します。
さて、あなたには「むらさきおんな」以外の正しい読み方がわかりますか?
「紫女」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- 平安中期の女流作家のひとり
- ライバルは清女!?
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「紫女」の読み方!正解は!?
正解は「しじょ」です!
「紫女(しじょ)」とは「源氏物語」の作者として有名な「紫式部(むらさきしきぶ)」のこと。
余りにも有名な人なので、ほとんどの方が正解できたのではないでしょうか。
紫式部は平安中期の女流作家で、中古三十六歌仙の一人です。
最近はNHKの大河ドラマで話題になっているため、興味を持っている方も多いでしょう。
冒頭で紹介した「紫女(むらさきおんな)」は、井原西鶴の『西鶴諸国ばなし』に登場する妖怪の名前です。
読み方を間違えると全く違ったものを指すので注意しましょう。
また「清女(せいじょ)」とは、紫式部のライバルとも言われる「清少納言(せいしょうなごん)」のことです。
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