「檮昧」と「蒙昧」

「檮」という、きりかぶをあらわす漢字に何故「おろかなさま」という意味があるのか不思議ですが、「檮」が熟語で使用される例は「檮昧」がほとんどのようなので「昧」の意味が影響しているのかもしれません。

「昧」という字は「夜明け=うすぐらい」から転じて「道理にくらい」という意味ができたようです。

「昧」を使う漢字で似たような意味の熟語に「蒙昧(もうまい)」があります。こちらも「蒙」の字に「道理にくらい」という意味があります。

意味だけ見ると同じように見えますが、「檮昧」は自分がふつつか者である、という意味で謙譲語として使われることが多く、「蒙昧」は自分ではない誰かのことを表現する時に使われることが多いようです。

微妙な違いではありますが、「檮昧」の意味や読み方を是非覚えてくださいね。

最後はこの漢字!「錻力」

「錻力」って何て読むかわかりますか?

なんだか強うそうなイメージがするけど・・・

 

 

実は、とある金属の名前です。

おなたの身近にもあるのではないでしょうか。

 

 

さあ、一体何と読むのでしょうか?

「錻力」の読み方のヒントは?

  1. 光沢があり、表面がきれいなのが特徴です。
  2. 耐食性があります。
  3. 加工がしやすいです。
  4. 食品に無害です。
  5. 金属でありながら紙のように印刷ができます。

さあ、何と読むか分かりましたか?

錻力」の読み方、正解は……

正解は……

 

「ブリキ」

 

です。

 

ブリキは、薄い鉄板にスズをめっきしたものです。

歴史は非常に古く、紀元前4000年ごろには銅とスズの合金である青銅が作られ、紀元後25年には鉄製品にブリキが施されていました。

ブリキが近代技術として発展し始めたのは、13世紀にボヘミア地方で始まったと言われています。

古代からの使用の理由は、スズの融点が低いため、後述する溶融法で美しい光沢のめっきを容易に施すことができ、それに加えて鉄の弱点である腐食を防ぐのに役立つからです。

現在ブリキは、缶詰の缶、食缶、台所用品、電気部品、玩具などに用いられています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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