6日、東京ドームで行われた34年ぶりのプロボクシング興行に日本中が熱狂した。

 メインイベントは井上尚弥の統一世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。対戦相手となったWBC同級1位のルイス・ネリ(メキシコ)は日本のボクシングファンにとって因縁の選手でもあり、会場は4万人の大観衆で埋まっていた。

 試合は第1ラウンドに井上がプロキャリア初となるダウンを奪われるなど波乱の展開もあり、大盛り上がり。結局、その後3度のダウンを奪った井上が鮮烈なノックアウトでネリを退け、4団体の王座を見事に防衛してみせた。