■今度は『相馬健も黙ってない』回
第1話で本部臨店班に異動になった花咲舞(今田美桜)の相棒として登場した相馬健(山本耕史)。ここまではチューブ筋トレとコーヒーとメシにしか興味のない“やる気なし男”として振る舞いつつも適切なフォローで花咲の活躍をバックアップしてきましたが、今回はそんな相馬の過去を巡るお話でした。
相馬と共に訪れた臨店先の府中支店で偶然、元カレ・平井(前野朋哉)と遭遇した花咲。聞けば平井は地元の町工場を継いで社長になっているという。前野朋哉もまた、ひと目で「おまえいいやつだろ」と言いたくなる、すごい役者さんです。
そんな平井の会社が、経理部長の助川(山西)に乗っ取られそうになっている。助川はかつて東京第一銀行の行員で、融資係時代の相馬の上司だったそうです。
花咲の元カレの部下が相馬の元上司って、普通に考えたらかなりの偶然というかご都合主義に感じる部分なんですが、あんまり違和感を覚えないんですよね。強引だろぉと思わない。花咲も窓口から臨店班に異動してるし、相馬も元融資係だし、銀行の人事ってダイナミックなものなんだろうなというイメージが、こういう強引な人物配置を強引だと思わせない効果になっているのかもしれません。
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