「ネット上では『なんだかんだ言ってやっぱり視聴率取る男だな』と、改めて木村を評価する声が聞かれます。ただ及第点とはいえ、竹内涼真、山本舞香、一ノ瀬颯、北大路欣也、上川隆也、斎藤工、小日向文世、天海祐希など超豪華キャストが脇を固めていたことを考えると、2022年に同局系で木村が主演した『未来への10カウント』の初回11.8%を下回ったのは物足りない印象です」(テレビ誌ライター)
今期のライバルと目される長谷川博己主演のTBS系日曜劇場『アンチヒーロー』は初回の11.5%から、2話では12.8%と上げているが、『Believe』はこの後、失速が予想されるという。その理由を民放キー局プロデューサーが明かす。
「テレビ局や広告代理店が弾き出した最新の潜在視聴率で、木村の数字が大幅に落ちていたんです。それこそ資料を見たテレビマンたちがかなりざわついたほど。理由としては、旧ジャニーズの性加害問題におけるSNSでの不用意な言動、『マクドナルド』『オープンハウス』CMの降板や、1年間ドラマから遠ざかっていたことでの露出不足、妻・工藤静香の悪目立ちによる木村家アレルギーの増加などが挙げられます。過去の経験則からいって、どれだけ脇が豪華であっても、主演の潜在視聴率が低ければ、数字は右肩下がりになっていく確率が高い。今冬には木村主演の『グランメゾン東京』(TBS系)がスペシャルドラマとして予定されていますが、潜在視聴率が落ちてきているのがわかっていたからこそ、連ドラで冒険せずに単発で落ち着かせたのでしょう」
ドラマの中身についても、「面白い」という声が聞かれる一方で、設定や演出の粗さを指摘する声も少なくない。昨年の主演ドラマ『風間公親-教場0-』(フジテレビ系)で、自身初の全話平均でシングルを記録してしまった木村。2話で数字が下がるようであれば“連敗”の足音が聞こえてくるかもしれない。