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2023年にアメリカで流行るであろう日本の調味料を、海外の企業が紹介している。
財務情報や、ビジネスニュース、分析、株式市場データなどを提供しているウェブサイト「マーケットウォッチ」は、どんなものがレストランのメニューに載るのか、店頭に並ぶのか、2023年のフード市場を調査。それに日本のあの調味料も含まれていることがわかった。
同サイトが、「ニュー・シラチャー(※)」として紹介したのは、「柚子胡椒(ゆずこしょう)」。ピリッとした辛みと爽やかな柚子の香りが特徴的な、日本を代表する万能調味料の一つだ。鍋や焼き鳥などの薬味として用いられることが多く、日本ではさまざまなメーカーから発売されている。
※タイ由来のチリソースのこと。一般的にシラチャー・ソースと呼ばれる。
「マーケットウォッチ」は、柚子胡椒について「唐辛子の漬物にゆずの皮を加えたもの」と説明。なんでも、たくさんのシェフや美食家が柚子胡椒を絶賛しており、米カジュアルダイニングレストランチェーン「Lazy Dog Restaurant & Bar」飲食部門の副社長であるゲイブ・カリエンド氏も「ノックアウトされますよ」とその味に太鼓判を押しているという。
実際、ニューヨークにある日本料理店「Taru」では、柚子胡椒を使ったロブスター料理が提供されているほか、牛肉、鶏肉、豚肉いずれの肉にもよく合うと言っている人もいると伝えている。
はたして、柚子胡椒はアメリカで第2のシラチャーになれるのか?多くの人々に受け入れてもらえることを期待したい。