2020年夏、アメリカの大手経済誌『Forbes(フォーブス)』が、「2020年度最も稼ぐ男性俳優ランキング」を発表しました。ランキング上位には、動画配信サービス「Netflix (ネットフリックス)」の作品に出演した俳優が名を連ねているようです。どの俳優がランクインし、どのくらい稼いでいるのでしょうか?気になるランキングや、近ごろショービジネスの世界で起きている変化についても解説します。
この1年間に稼いだ俳優ランキングトップ10!
1位 ドウェイン・ジョンソン
収入額:8,750万ドル(約92億9,000万円)
代表作品:「ジャングル・クルーズ」、「レッド・ノーティス」、「ワイルド・スピード」シリーズ、「スコーピオン・キング」など
ドウェイン・ジョンソンは、2019年度に引き続き2年連続収入ランキング1位の快挙を達成。元プロレスラーであり、鍛え上げられた肉体を活かした迫力ある演技が評価されています。
2位 ライアン・レイノルズ
収入額:7,150万ドル(約75億9,100万円)
代表作品:「フリー・ガイ」、「名探偵ピカチュウ」、「デッドプール」など
収入ランキングトップのドウェイン・ジョンソンと「レッド・ノーティス」で共演したライアン・レイノルズが2位を獲得しています。
3位 マーク・ウォールバーグ
収入額:5,800万ドル(約61億5,800万円)
代表作品:「テッド」、「トランスフォーマー/ロストエイジ」、「スペンサー・コンフィデンシャル」など
俳優のほか、プロデューサーや歌手など、さまざまな方面で才能を発揮する人物です。2017年度には、フォーブス誌の最も稼いだ俳優1位に選ばれています。
4位 ベン・アフレック
収入額:5,500万ドル(約58億3,900万円)
代表作品:「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」、「ゴーン・ガール」、「トリプル・フロンティア」など
5位 ヴィン・ディーゼル
収入額:5,400万ドル(約57億3,300万円)
代表作品:「ワイルド・スピード」シリーズ、「トリプルX」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」など
6位 アクシャイ・クマール
収入額:4,850万ドル(約51億4,900万円)
代表作品:「デリーに行こう!」、「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ムンバイ2」、「ケサリ21人の勇者たち」など
7位 リン=マニュエル・ミランダ
収入額:4,550万ドル(約48億3,100万円)
代表作品:「メリー・ポピンズ リターンズ」、「モアナと伝説の海」、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」など
8位 ウィル・スミス
収入額:4,450万ドル(約47億2,500万円)
代表作品:「アラジン」、「アイ ロボット」、「メン・イン・ブラック」シリーズ、「スーサイド・スクワッド」など
9位 アダム・サンドラー
収入額:4,100万ドル(約43億5,300万円)
代表作品:「ピクセル」、「マーダー・ミステリー」、「ビッグ・ダディ」、「ベッドタイム・ストーリー」など
10位 ジャッキー・チェン
収入額:4,000万ドル(約42億4,700万円)
代表作品:「ポリス・ストーリー」シリーズ、「カンフー・パンダ」シリーズ、「ラッシュアワー」シリーズ、「シティーハンター」など
ランキング上位の俳優は「ネットフリックス」出演者が多い
近年の最も稼いだ俳優ランキング上位者が出演した作品には、ある特徴があります。それは、動画配信サービス「ネットフリックス」のオリジナル作品に出演しているということ。では、実際に視聴回数の多い「ネットフリックス」オリジナル作品と主な出演者をいくつかご紹介しましょう。
- 「レッド・ノーティス」(主な出演者:ランキング1位ドウェイン・ジョンソン、2位ライアン・レイノルズなど)
- 「スペンサー・コンフィデンシャル」(主な出演者:3位マーク・ウォールバーグなど)
- 「トリプル・フロンティア」(主な出演者:4位ベン・アフレックなど)
- 「マーダー・ミステリー」(主な出演者:9位アダム・サンドラーなど)