ウィリアム皇太子とヘンリー王子
1月10日に自伝本「スペア(Spare)」を発売し、ロイヤルファミリーに関する衝撃的内容を世に出したヘンリー王子。実はこの本、下書き当初の約半分がカットされていたことが明らかになった。
ヘンリー王子は1月13日、Telegraph紙に対し「この本の最初の下書きは800ページあったのですが、最終的には400ページになった。言ってみれば2冊の本になったかもしれない。カットしていく作業はかなり大変でした」と、元々は800ページもあったことを認めた。
さらにカットされた内容の中には「世間に知られたくない詳細がいくつかあった」と語ったヘンリー王子。「特に私と兄の間のこと。私と父の間のことも少し。これを書いてしまったら、彼らが私を許してくれるとは思えなかったので削除した」と、兄ウィリアム皇太子と父チャールズ国王との間に起こった出来事でカットされた部分があったと明かした。
ヘンリー王子は「スペア(Spare)」の中で、ウィリアムとの身体的なケンカ、母ダイアナ妃の死、その他王室との対立などさまざまな内容についてヘンリー王子の視点から触れている。
王室側は同著についてコメントなどは一切だしていないが、ヘンリー王子は「今の時点で王室側は和解の意志をまったく示していない」とテレビ番組で述べている。