ウィリアム王子とキャサリン妃ウィリアム王子とキャサリン妃

ウィリアム王子と妻のキャサリン妃が、弟ヘンリー王子の自伝本「スペア(Spare)」発売以来初めて公の場に登場し、笑顔を見せた。

Just Jaredによるとウィリアム王子とキャサリン妃は1月12日、イギリスのリバプールにある王立リバプール大学病院を訪問。この訪問の目的は、冬の間の医療従事者の努力とサポートに感謝をすることであった。

たくさんのメディアや国民に囲まれた2人はとつぜん「ヘンリー王子の本に書かれている内容に傷ついてますか?」といった質問を投げかけられた。ヘンリー王子との不和がささやかれている夫妻は、この質問に「ドキッ」としたことだろう。偶然にも王室記者のエミリー・ナッシュはこの瞬間を動画におさめている。

ウィリアム王子はこの質問に回答せず、素通り。顔色を変えずに笑顔で病院関係者らしき人物と握手をした。

この現場にいた別の王室記者リチャード・パーマーはツイッターにて「今日ロイヤルファミリーに会う人は皆、ヘンリー王子の本をめぐる論争に触れないように指示されているようだ。ウィリアム王子は(ヘンリー王子関係の)質問をムシした。これは『Spare』が発売されて以来、初めての公務となる」とレポートしている。

ヘンリー王子は1月10日に自伝本「スペア(Spare)」を発売。そこではヒエラルキーの上に成り立つ王室の内部事情や、ヘンリー王子と妻メーガン妃がロイヤルファミリーにどう扱われたか、また王子の母ダイアナ妃のことなどについてかなり率直に書かれており、世界中の注目を集めている。

同著の中ではヘンリー王子はウィリアム王子を「宿敵」と呼び、ケイト・ミドルトン(キャサリン妃)と結婚した後「永遠にいなくなった」と思ったと書かれていたり、さらにはウィリアム王子から身体的な攻撃を受けたこともあったと明かしている。