観光DXを推進するボールドライトは、岩手県立花巻北高等学校 Revolutionsが地域観光の活性化を目的に主催・企画・運営する「花巻周遊デジタルスタンプラリー」の開催を、スマートフォンブラウザで簡単に利用できるデジタルスタンプラリーシステム「プラチナラリー」のサービス提供を通じて支援している。

デジタルスタンプラリーシステム「プラチナラリー」

「プラチナラリー」は、ボールドライトが開発した観光DXプラットフォーム「プラチナマップ」上で動作するデジタルスタンプラリーシステム。

スマートフォンブラウザから、誰でも利用可能なデジタルスタンプラリーを、すぐに開催・運営することができる。

開催するスタンプラリーの多様なルールに合わせて柔軟にカスタマイズができ、スタンプ取得方式、景品・特典交換方式、デザインなどを自由に組み合わせて、世界に1つしかないオリジナルのデジタルスタンプラリーを簡単に構築することができる。


「プラチナラリー」の特徴は、ダウンロード不要で、WEBからQRコードからすぐに遊ぶことができ、目的地が分かりやすいデジタルマップとシームレスに統合されている。

また、利用ユーザー数無制限で大規模イベントにも強く、日本スタンプラリー協会による企画相談や開催ノウハウの支援も受けることができる。

さらに、データ分析とダウンロードで、報告書作成の時間を短縮することが可能。

観光プロモーションの他、公共・民間施設への誘致、周遊促進など、様々な目的に応じたデジタルマーケティング施策が実現できる。

ボールドライトは、この「プラチナラリー」の提供を通じて、学生達がおこなう研究活動やサークル活動、学園祭や校内イベントなどをこれからもサポートし、応援していくという。

岩手県立花巻北高等学校 Revolutionsについて


岩手県立花巻北高等学校 Revolutionsは、高校2年生の4名で活動している。「総合的な探究の時間」において、観光の視点から花巻市の活性化に取り組んでいるグループだ。

宮沢賢治童話村(左) / 宮沢賢治記念館(右)

「総合的な探究の時間」での研究活動のなかで、花巻市にはたくさんの観光資源があるにも関わらず、観光客が温泉にしか集まっていない傾向があることに着目。

やぶ屋 花巻総本店(左) / 茶寮 かだん(右)

花巻でも人口減少が進むなか、地元にある数多くの観光資源を最大限に活用していくことが求められている。


その未来に向けた実証実験として、今回クラウドファンディングで資金調達をおこない、「花巻周遊デジタルスタンプラリー」を開催している。

岩手県立花巻北高等学校 Revolutionsの三瓶さんは、「私たちは2023年8月ごろにグループを結成し、10月下旬ごろから本格的に研究活動を始めました。地域経済分析システム“RESAS”のデータベースを用いた調査のほか、花巻市観光課、観光協会、施設やお店の方々に直接お話しを伺い、観光客が温泉ばかりに集中してしまっている花巻の現状を認識しました。

今回のデジタルスタンプラリーをきっかけに、たくさんの人達に花巻の魅力を伝え花巻に訪れてもらうことを目指すとともに、観光客の周遊データを集め・分析して、花巻の未来につながるような新しいアイデアを花巻市に提案する予定です。私たちの活動を通して、多くの人に花巻の魅力を知ってもらえるよう頑張ります」と話している。