京都発着物アップサイクルブランド「季縁-KIEN-」を運営する「季縁」は、4⽉23⽇(火)、東京・銀座に新店舗「東京銀座店」を正式開店した。
2021年より運営している「京都本店ショールーム」に加えオープンした「東京銀座店」。同社は、より多くの人に「季縁」の取り組みを紹介する場として、愛される店作りを目指す。
「季縁-KIEN-」について
「季縁」は、伝統⽂化、⼯芸の維持活動の⽀援、ヴィンテージ着物ドレスの販売などを手掛ける企業。同社が運営する「季縁-KIEN-」は、顧客が所有する着物や、「季縁」がセレクトした状態がよく、美しい柄のヴィンテージ着物を、オートクチュールドレスやワンピースなどにアップサイクルすることで、現代の⾐⽣活にフィットする新しい着物の楽しみ⽅を提案する着物アップサイクルブランドだ。
社名は、⽇本の特⻑である四季の「季」、巡り合わせを⼤切にすることで道は必ず開ける、という仏教の要である「縁」を組み合わせ、「季縁」と名付けられている。四季に寄り添い、感じることで造られる着物を通して「世界中のご縁で結ばれた⽅達に⽇本の⽂化を伝えて⾏きたい」という同社の想いが込められている。
さまざまな着物ドレスをラインアップ
「東京銀座店」では、着物ドレスの全てのラインナップ(全18種)を用意。また、持ち込みの着物から仕立てるオーダーメイドに加え、既製品の販売も行っている。人気のスタイルをチェックしていこう。
「Raglan sleeve(ラグランスリーブ)」は、長い袖が特徴かつ着物らしさを演出するロングドレス。
シンプルなラインをエレガントに見せるスリット入りの袖が特徴だ。
「Plume (プリュム)」は、袖が覆うように付いているので、より着物の袖の様な表現になっている。
「Cocoon (コクーン)」は、肩から袖口にかけ、柔らかいラインが特徴。
腕を出しすぎず、気品を感じさせるデザイン。女性らしい丸みを帯びたシルエットが人気だ。
「Cache-coeur (カシュクール)」は、より着物に近いタイトなシルエットの打ち合わせドレス。
アンティーク生地を贅沢に使った帯がアクセントになった、着物伝統的な印象を残した着物ドレスだ。
「One shoulder ribbon dress(ワンショルダーフリルドレス)」は、ワンショルダーで片袖に程よいボリューム感のフリル袖がついているややAラインシルエットのドレス。袖のついていない左脇には膝下から深めのスリットが入っているので、イベントやパーティー用にオススメだ。
そのほか「季縁」が保有する着物生地よりセレクトし、着物ドレスへと仕立ててもらうこともできる。数多くのデザイン、着物生地の中から、自分好みの着物ドレスをセレクトしてみよう。