「侃い」の由来
ところで、同じ漢字なのに「たのしむ」「やらわぐ」と「つよい」はちょっと違う印象がありますね。
これは、元々字源が異なっていたものが、後に混在したのではないかと言われています。神に祈り、喜ばすことをあらわす「喜侃」という言葉が「たのしむ」「やらわぐ」につながり、中国の春秋・戦国時代に金属の器を作る人のことを「侃師」とあらわしており、鋳型を外すことを「剛」と呼んでいたため転じて「つよい」につながったと思われます。
また、「侃」は「信」という漢字の異体字に「川」を合わせたものと言われており、川の流れるさまから「正しくつよい」という意味になったのではないかとも言われています。
同じ読み方をする漢字が多いですが、「侃い」の読み方も是非覚えておいてくださいね。
さて、難読漢字3問、いかがでしたか?
今回は普段なかなか見かけない難読漢字の問題を出してみました。
全問正解できた方も、今回はあまり正解できなかった方も、また難読漢字にチャレンジしてみてくださいね。
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