17日23時14分頃、豊後水道を震源とする地震が発生し、高知県と愛媛県で最大震度6弱を観測。地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.6と推定されています。

地震発生時に生放送されていた『news zero』(日本テレビ系)での、藤井貴彦アナウンサーの対応にも注目が集まりました。

■生放送中に緊急地震速報

同日、東京のスタジオでは揺れを感じなかったものの、緊急地震速報が入ると、藤井アナは声色を変えて「中国、四国、九州に緊急地震速報が発表されています。強い揺れに警戒をして下さい」と呼びかけ。

続けて、「いま、手元のデータですけれども、6弱の地震が発生したという情報が入ってきました。情報が入りましたらお伝えして参りますが、まずは強い揺れに警戒をして下さい」と当時まだ情報が少なかったなかで、冷静に警戒を呼びかけました。

■子供たちの不安な心にも寄り添う

その後も、震源地に近い地域では余震とみられる地震が頻発。

次々と新しい情報が飛び込むなか、藤井アナは一切言葉を詰まらせることなく、一定の安定したトーンで、いま番組を見始めた人にもすぐに状況が伝わるよう、所々言葉選びを工夫しているような場面も。

また夜中の地震とあって、藤井アナは小さい子供がいる家庭や、ご年配の人々にも寄り添う言葉も語りかけていました。