世界最高峰のサイクルロードレース「ツール・ド・フランス」の名を冠した自転車競技イベント「2024 ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が11月2日(土)、さいたま新都心駅周辺にて開催されることが決定した。

さいたまスーパーアリーナのメインアリーナを通過


2013年に始まった「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は、今年で10回大会を迎える。10回大会は、「Grateful for…」をコンセプトに、これまで支えてくれたすべての人に感謝を伝え、参加者を盛大にお祝いできる大会にするとともに、より絆を深め、いつまでも記憶に残る大会を目指して開催される。

イベントでは、クリテリウムレース(海外招聘選手、国内選手によるレース)、タイムトライアルレース、コース及びイベント会場での一般参加体験イベント、スポンサー企業・自転車関連企業のPRブース、賑わい創出イベント、パブリックビューイング、海外招聘選手との交流のほか、「さいたまるしぇ」および「サイクルフェスタ」も同時開催される。


また、今年は、ロードレースのコースの一部として、史上初めてさいたまスーパーアリーナのメインアリーナを通過する。メインレーススタート時には、メインアリーナに選手が一堂に会し、ここからコースを半周するパレードランを実施。その後、選手の一団がオフィシャルスタートを通過後、計測が開始されレースがスタートする。

10回大会ならではの取り組みも実施

10回大会の取り組みをみていこう。

写真提供:A.S.O.

10回大会を盛り上げ、さらに多くの人に「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」を楽しんでもらうため、6月に発表を予定しているオフィシャルサポーターズプランでは、アリーナ中央のフロアを駆け抜けるコース沿いのエリアを活用した観戦席を設定していくなど、メインアリーナの特性を活かした会場計画を検討。

ステージを活用したステージパフォーマンスなど、競技のみならず、来場した人の満足度を高めるコンテンツの拡充も検討していくという。

※活用イメージ

また、10回大会をより多くの人に周知していくため、10回大会記念ロゴを作成。「自転車競技」が一目でわかるサイクリスト、さいたま新都心会場のシンボルであるさいたまスーパーアリーナをイメージし、デザインされている。今後は各種制作物やプロモーション、グッズなどに展開していき、認知拡大できるようイメージ構築していく。

写真提供:A.S.O. ※写真はイメージ

そのほか、A.S.O.と連携し、ツール・ド・フランスにまつわる記念品を会場内で展示。来場した人がツール・ド・フランスの歴史を感じ、楽しんでもらえるようなコンテンツとして展開する。