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『ミッドサマー』『イノセンツ』に続く、北欧発“最狂ヒューマンホラー”『胸騒ぎ』は、ある善良な家族が過ごす悪夢のような週末を描く。

第 38 回サンダンス映画祭でワールドプレミア上映されるや「血も凍るような恐怖」(The Hollywood Reporter)、「今年最も不穏な映画」(Cinemacy)と大きな話題になり、各国の映画祭を席巻した。そんな本作に『M3GAN/ミーガン』、『ゲット・アウト』など数々の大ヒットホラー映画を手がける米ブラムハウス・プロダクションズが惚れ込み、日本公開に先駆けてジェームズ・マカヴォイ主演でリメイク版の製作も決定している。

『胸騒ぎ』本編映像解禁

今回解禁となった本編映像は、イタリアで休暇を満喫するデンマーク人のビャアン一家とオランダ人のパトリック一家と出会いのシーン。お互い幼い娘と息子を持つ親同士、意気投合。
感じの良いパトリック夫婦に心を開いていく主人公ビャアンと妻ルイーセの様子が収められている。その数ヶ月後、パトリック夫婦から「我が家に来ませんか?」と招待を受け、オランダを訪れることにするビャアン一家。しかし、待ち受けていたのは想像を絶する恐怖の週末だった——。

脚本も手がけたクリスチャン・タフドルップ監督は、パトリックと妻カリンの人物造形について「オランダ人夫婦の違和感を感じさせる行動については、一線を超えないように意識しながら脚本を書きました。“脅威”なのか、それとも“誤解”なのか——。人間の傾向的に『自分が思い込んでいるだけかも』と先に考えてしまうと思うんです」と、違和感や不快感が自分の気のせいなのか?と思わせる絶妙なバランスを探って作りあげたと明かす。
GW 直前。社交的で魅力的な見知らぬ家族には、要注意!?旅先での友達作りには気をつけたくなる本編映像が到着した。

恐ろしすぎるオランダ人夫婦は、実生活でもパートナー!

映画『胸騒ぎ』で、善良な家族を家に招待するオランダ人の夫婦。はじめは親切だった彼らの“おもてなし”は、徐々に違和感が積み重なっていく——。
あうんの呼吸で観る者を恐怖へと誘うオランダ人夫婦パトリックとカリンを演じた二人の役者は、なんと実際に私生活でも実の夫婦!夫パトリックを演じたフェジャ・ファン・フェットは、オランダを代表する俳優の一人。演劇アカデミーの卒業前に主演に抜擢されたマイク・ファン・ディム監督『キャラクター/孤独な人の肖像』(97)では、第 70 回アカデミー賞®外国語映画賞を受賞している。また妻カリンを演じたカリーナ・スムルダースは、16 歳の頃から女優として活躍し、毎年演劇シーズンで最も印象的な主役を演じた女優に与えられるオランダの演技賞 Theo dʼOr に2度ノミネートされた実績がある。
見事オーディションで役を勝ち取った 2 人は、劇中で息のあった演技を魅せ、観客たちへ恐怖心を植え込む。

『胸騒ぎ』は5月10日(金)新宿シネマカリテほか全国公開。